ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

日本酒の物語2025~水芭蕉・春酒

2025年02月20日 | お酒の話

クアトロは、日本酒を扱う変わったイタリアンである。
そのきっかけが、群馬県川場村永井酒造の“水芭蕉”に出会ってからのこと。
永井酒造のある川場村は大和武尊の名前をもらった武尊山(ほたかやま)の梺にある。
村には山からの雪解け水を集めたいくつかの小さな川が流れ、その小さな川が集まり利根川の大河となる。
永井酒造の敷地には、武尊山からの伏流水が湧き出ている。
その水は酒造りに理想的な軟水。
まずは美味しい水と恵まれた自然がありき。
それら地の利を活かし、昔ながらの伝統をも重んじつつ、近代化を進め新しい日本酒の境地を開こうとしている蔵がこの永井酒造である。
すっかり水芭蕉がお気に入りのクアトロの父である。
そして、この蔵の水芭蕉・春酒が今年もクアトロに入荷。
水芭蕉ならではの青リンゴやラフランスのようなフルーツ香に、優しい甘み、そしてキレのある旨味。
今日は、さかなへんに春と書く鰆のカルパッチョに合わせてみよう。

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日本酒の物語2025~エクリュ2024

2025年02月12日 | お酒の話

クアトロの父お気に入りの日本酒である新政酒造の“エクリュ”を先日入手。
エクリュはフランス語で“生成り”と云う意味とか。
秋田産の酒こまち100%のお酒で、ワイングラスに注ぐとすぐに素晴らしい香りが立つ。
バナナのようなフルーツの味わいの後にトロッとした旨みが口に広がる。
余韻も長く、じっくりと飲んでいたいお酒だ。
新政酒造は、秋田県産の酒米にこだわり、酒母には天然の乳酸菌を活用する伝統製法「生酛」のみを採用している。
無添加に徹底し、四合瓶だけで作ったり、吟醸などの特定名称わ使わなかったりと、こだわりの多いこの新政酒造。
しかし、新政酒造のお酒はどれも人気があり、酒屋で在庫があっても店頭には並べない。
聞かれたら売るというのだが、さらにその他のお酒も買わないと売って貰えない。
いわゆる抱き合わせ商法。
クアトロも、常連のお客様にしか教えない。
そして、明日より美味しいものと抱き合わせで販売。

 

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日本酒の物語2025~満寿泉・うすにごり

2025年02月04日 | お酒の話

立春に、すでに春一番のような萌える日本酒がクアトロに登場。
富山の銘酒「満寿泉・うすにごり」。
にごりならではの、爽やかな酸味がとても心地よいお酒。
この蔵本のモットーは、「美味求眞」。
「美味しいものを食べている人しか美味しい酒は造れない」と云う。
富山という地は海の幸、山の幸にふんだんに恵まれているからこそ、日本酒も富山の新鮮な素材を活かす事が求められる。
自然の味が濃く凝縮した素材には、流行りの淡麗辛口は役不足。
綺麗であるがしっかりした旨味の満寿泉はこうして生まれたと云うのが美味求眞。
クアトロのグルメたちも、クアトロの美味しい食材が求めるこの日本酒に萌えることだろう。

※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、定休日になります。
美味求眞は、木曜日から

 

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日本酒の物語2025~ゆきのまゆ・純米吟醸

2025年01月28日 | お酒の話

新潟・魚沼から「ゆきのまゆ」というかわいいエチケットの日本酒がクアトロに登場。
豪雪地帯の魚沼で、若い作り手達が、新しい日本酒造りを模索して生み出したお酒。
通常三段仕込みと云う日本酒の造りにこだわらず、一段仕込みと云う手法で、お米の持つフルーティーさを持ち、爽やかな微炭酸がすっきりと飲ましてくれるワイン感覚の日本酒。
アルザスの白ワインを思わすような日本酒である。
イタリアンやフレンチのオリーブオイルベースの料理によく合いそうなお酒。
クアトロの休み明けの木曜日からお試しあれ。

 

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日本酒の物語2025~雨後の月・ブラックムーン

2025年01月27日 | お酒の話

「雨後の月・ブラックムーン・純米大吟醸」がクアトロに登場。
「雨後の月」という名前は、徳富廬花の随筆の一節「雨あがりの空に、冴え冴えと光り輝く月が明るく周りを照らす」より、澄みきって美しい酒を醸したいという思いが込められている。
そして、ブラックムーンは新月のこと。
原料米には最高級の“赤磐雄町(あかいわおまち)”特等米を使った特別な「雨後の月・ブラックムーン・純米大吟醸」。
雨あがりの空に、パワーを秘めた新月のような、「雨後の月・ブラックムーン・純米大吟醸」。
あさって、水曜日がブラックムーンらしいが、水曜日は定休日のクアトロなので、今晩にでも冴え冴えと飲んでみよう。

 

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