世界三大ブルーをご存じだろうか。
クリスマスなのに彼女がいない。
誕生日を祝ってくれる人がいない。
バレンタインデーもホワイトデーも関係ない。
来月、ホワイトデーでブルーな人にもお勧めのチーズがある。
“ブルー・ド・メメー”なのだ。
フランス・オーヴェルヌ地方で作られた羊のミルクのブルーチーズである。
名前からしてメメーと羊らしい名前だ。
世界三大ブルーチーズのひとつロックフォールも羊のミルクの青カビチーズだが、ロックフォールは青カビの力強さが際だっているのに比べ、このメメーは羊のミルクの甘みが優しく青カビを包みこんでいるように思える。
あなたのブルーなハートを優しく労ってくれるようなチーズなのだ。
さらに、気の利いた赤ワインがあると、ホワイトデーだろうがブルーデーだろうが関係なく幸せな気持ちになれるだろう。
※毎週火曜日の夜と水曜日全日は、定休日になります。
おはよう、イーサン
さて、今回の任務だが、悪の秘密結社クアトロに疑惑が持ち上がっている。
クアトロには、密かに“ブリヤサヴァラン”と云うグルメ向けチーズが運び込まれている。
トリプルクリームの乳脂肪分の高いチーズで、チーズケーキのようにとても食べやすい。
それが“ブリヤサヴァラン”だ。
“ブリヤサヴァラン”は美食家の名前をもらったチーズだが、美食家ならずとも、その美味しさが解るチーズだ。
それだけなら良いのだが、そのブリヤサヴァランに、トリュフを忍ばせたチーズがクアトロに隠されているらしい。
“クレムートリュフ”と云う名前までは解っている。
そこで今回の君の任務だがクアトロに隠された“クレムートリュフ”の実態を明らかにし、世に知らしめることである。
例によって、君、もしくは君のメンバーがこのチーズの虜になっても、当局は一切関知しないからそのつもりで、成功を祈る・・・。
尚、このブログは自動的に消滅することはない。
イーサンの調査を待っていると無くなってしまいそうなので、早くこのチーズをクアトロで食べよう。
クアトロのジーサンの報告によると、他にも隠された美味しいチーズがクアトロにあるらしい。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は８時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは９時
閉店は、９時３０分。とさせていただきます。
フランス・ブルゴーニュのワイン産地“マコネ”から、シェーブル（山羊乳）チーズがクアトロに入荷。
かわいいプリン型のチーズ。
その味わいは、ハーブが香り、コクのある旨み。
地元の白ワイン・マコンなどと合わせると最高だろう。
チーズも同郷のワインと合わせると美味しいのは、食文化と云うことだろう。
さらに、“コートドール”と云う、ブルゴーニュの高級ワインの産地の名前が付いたウォッシュ・タイプのチーズもクアトロに入荷している。
赤ワインならば、“ニュイ・サンジョルジュ”、白ワインならば、“ムルソー”の在庫があるクアトロ。
ブルゴーニュの食文化をクアトロでいかがだろう。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は８時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは９時
閉店は、９時３０分。とさせていただきます。
冬に旬を迎えるキンメ鯛、大きく澄んだ瞳が愛くるしい魚である。
しかし、その容姿とは裏腹にその刺身の味わいは白身に脂が溶け込みとても力強い魚。
キンメ鯛と云えば伊豆産が有名だ。
この寒い季節に伊豆の温泉に浸り、湯上りに人肌の酒とキンメ鯛でもあれば極楽であろう。
しかし千葉県産のキンメ鯛は伊豆産以上に美味しいとされている。
伊豆の温泉まで出かけなくとも、クアトロの近くの立ち寄りの湯か、自宅のフロにでも浸ってから、クアトロで気の利いたワインでもやりながら銚子産のキンメ鯛を楽しもう。
かなり極楽な気分を味わえるものである。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は８時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは９時
閉店は、９時３０分。とさせていただきます。
今年初の“エビス鯛”様がクアトロに入荷。
恵比須様が抱えている鯛によく似た丸々として赤い鯛なので“エビス鯛”と呼ぶ。
恵比須様は、漁業の神様であり商売の神様でもある。
商売繁盛を祈ってこの魚をシェフは刺身にするのでしょうか。
鱗が強靱なので、さばくのが大変で技術が必要。
苦労をしたその後に、見事な味わいの白身が現れる。
まさしく、商売の哲学を備えた魚である。
目出度い、目出度い。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は８時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは９時
閉店は、９時３０分。とさせていただきます。
