今年は、コロナ禍の大変な一年でした。
そんな中、自分の生きる世界とは何かなどと、真面目なことも考えさせられた年でした。
自分時間も増え、クアトロの父も好きな映画を観る機会が増えた。
とはいえ、ネツト配信の映画である。
その中で、とても心に残ったのが阪本順治監督稲垣吾郎主演「半世界」。
世界を動かす仕事ではないかもしれない、ただ炭焼きの釜を見つめる半世界に生きているのかもしれない主人公。
それでも、炭焼きの仕事と家族の世界に真剣な人生を送っている。
半世界でも「こっちはこっちで大変なんだよ、一生懸命生きているんだ」
そんなメッセージがクアトロの父の心を打つ。
今年は、沢山のおせちの注文をいただき、たくさんの生ハムを切りました。
黙々と生ハムを切り続けるクアロの父。
家族総出の力でおせち作りと大晦日の販売も無事終わった。
大きな世界の半分しか知らないけれど、こっちはこっちで大変で、それはそれで充実した世界でした。
今年も、いやこんな年にもクアトロを多くのお客様にご贔屓いただき感謝感激のクアトロ。
来年もクアトロの世界をご贔屓いただけたら嬉しい。
そして皆様のそれぞれの世界が良い世界でありますように、