今日のクアトロのおすすめは、八丈アカムツのグリル。
八丈アカムツは、名前はアカムツでもアカムツとも違うフエダイ科の魚。
八丈島近くにいるきれいな赤い色の魚。
流通が発達して関東の市場にも出るようになった魚だが、市場では高級魚として扱われている。
このきれいな赤い色は、エビなどを食べているのだろうか。
味わいにも甘みとともに甲殻類の風味がある。
特に、グリルにするとそれらの旨みが引き立ち、さらに皮目も美味しい。
ちょっとレモンを搾り、塩を利かしてさっぱりと食べるのが初夏にはおすすめ。
ここに、今日クアトロに入荷した日本酒の純米大吟醸の原酒をロックでいただく。
夏には夏の味わい。
魚と酒の醍醐味を変わったイタリアン・クアトロで楽しもう。
クアトロの新着チーズ“アフィネ・オ・ゲヴュルツトラミネール”。
名前は、ゲヴュルツトラミネールと名乗っているがもとはと云えばマンステールである。
マンステールはフランスのドイツとの国境沿いアルザス地方で作られる歴史あるウォッシュチーズだ。
アルザスの青い空と表現されるほど、恵まれた自然の中で育ったこのマンステールと云うチーズは修道女たちによって造られる。
塩水で磨かれ熟成し、鼻が曲がりそうなほど臭いチーズになるが、それは表面だけのことで、その内側にはねっとりと舌にからみつく美味しいチーズが隠されている。
その臭いが旨いマンステールをアルザスの気品のあるワイン「ゲヴュルツトラミネール」から造ったマール(蒸留酒)で仕上げたのがこの“アフィネ・オ・ゲヴュルツトラミネール”。
そのワインはバラのような香りとライチのような味わいを持ち全体に気品のある味わい。
クアトロのアルザス白ワイン特集でも人気があるワイン。
マンステールをゲヴュルツトラミネールで仕上げたこのチーズは、荒々しさと繊細さを備えた奥深い味わい。
ここに、さらにアルザスのゲヴュルツトラミネールを合わせて楽しんでみよう。
クアトロのアルザス白ワイン特集もいよいよ明日まで。
自家製生パスタ特集は、クアトロの父の体力の限界に挑みつつ、好評につき続投。
早くも半年が過ぎる。
そこで2013年上半期のクアトロの父の映画ベスト5の発表だ。
と云っても、今年はあまり映画を観ていない。
上半期は、岡本喜八作品と寅さんの映画ばかりを観ていたクアトロの父だ。
そして、第1位はやはり「男はつらいよ」1969年・山田洋次監督。
第2位は「殺しの烙印」1967年・鈴木清順監督。
第3位は「一命」2011年・三池崇史監督。
第4位は「斬る」1968年・岡本喜八監督。
第5位は「八日目の蝉」2011年・成島出監督。
邦画ばかりだが、洋画では「ダークナイト・ライジング」「戦火の馬」「マーガレット・サッチャー」が良かった。
役者では、寅さんのおいちゃん役・森川信と、一命の市川海老蔵が印象に残る。
海老蔵の武士の雰囲気は、素晴らしかった。
海老蔵の「ホー」と云うセリフが耳に残る。
さて下半期は、どんな映画に出会えるか。