「山川光男 やまかわみつお」は、山形県内の有志蔵元4蔵により2014年に結成されたユニット。
山形正宗の「山」、楯野川の「川」、東光の「光」、羽陽男山の「男」を組み合わせて命名。
このプロジェクトは、山形をフランス・ブルゴーニュのような日本酒の銘醸地として、世界的に認知度を上げ、日本の農業の衰退を防ぎ、将来に美しい水田風景を保持する。
この高い志を、徹底的に遊び心を持って実現していくことを目指すものとのこと。
春夏秋冬にこのブランドで新しい試みのお酒を出している。
今回の“ふゆ2020”の醸造担当蔵は男山酒造。
48%まで高精白した山形県の酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を、ようやく名前が決まった新酵母「山形009」酵母を用いて醸したオール山形の純米大吟醸酒。
バナナのようなフルーツ香があり、とても飲みやすいお酒。
今日は、クアトロのヒラメの昆布〆に合わせて「タ〜ガイ(乾杯)!」
スイスの山のチーズの王様“アッペンツェラー”がクアトロに入荷。
アッペンツェラーは、スイスのアッペンツェルと云う地方の歴史のあるチーズ。
夏の間アルプスで放牧された牛のミルクを、これからの冬を過ごすために作る山のチーズ。
この地域は、山を歩く熊の伝説を紋章にしている。
その紋章をつけたアッペンツェラーと云う美味しいチーズが今年もクアトロに登場しました。
熟成によってラベルの色も変わり、最もコクのある黒ラベルが入荷。
このチーズは独特な個性のある深い味わい。
特に黒ラベルは味噌のような発酵食品の味わいで、日本人好みのチーズ。
日本酒との相性も良さそうなチーズ。
毎年、このチーズが登場すると冬がやって来る実感が湧くクアトロの父。
晩秋の候
クアトロの季節のおすすめパスタ「カキの味噌クリーム」と云うパスタの手前味噌な話だ。
選りすぐりのカキを適度に水洗いし、旨みを抜きすぎないようにしたムキ身のカキが入荷。
そして、カキと味噌の相性は疑いの余地がない。
味噌の効能についても敢えて述べるまでもなく、味噌屋の医者いらずと云われるほどである。
さらに、味噌を食べると体の中から暖まるのもこれからの寒い季節には嬉しい。
しかし、味噌とクリームソースの組み合わせは実にユニークである。
味噌の大豆の香りがクリームと合うことで穏やかで優しい風味に変わる。
そこに旬の野菜が加わり、パスタに変身したものが、クアトロの人気パスタ「カキの味噌クリーム」である。
例年このパスタの登場を心待ちにしている方も多い。
本日、「カキの味噌クリーム」が例年よりも遅れての登場。
手前味噌ながら、このパスタは実に旨い。