このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の“終着駅”を観る。
恋の都ローマ、そのローマ中央駅での人妻と青年の恋の行方を描く映画史に残る名作。
駅構内だけで描かれ、二人の心の葛藤から、これまでのいきさつを観るものの想像力に委ねる味わいのある映画。
美味しいチーズが集うクアトロは、チーズ達の終着駅。
美味しい物語を想像しながら、チーズの取り合わせを味わってみよう。
※まん防による時短要請の期間中は、7時オーダストップ、8時閉店となります。
※まん防の期間中は、要請のため終日アルコールの販売を自粛しております。
※テイクアウトは、夜5時半までの受付で、夜6時から7時の間のお引き渡しになります。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、ジュゼッペ・トルナトーレの“マレーナ”を観る。
“ニュー・シネマ・パラダイス”のジュゼッペ・トルナトーレによる再びシチリアのノスタルジーを絡めた映画。
村一番美しい娘は、戦争未亡人になるが、美しすぎるがために、欲望と嫉妬の的になる。
そのマレーナに憧れる少年のノスタリジーを通して描かれる映画。
コロナ禍の激動の豊四季クアトロで、美味しすぎるカルパツチョ盛り合わせは、欲望と嫉妬の的になるのだろうか。
クアトロのカルパッチョ盛り合わせ、絶賛公開中。
※まん防による時短要請の期間中は、7時オーダストップ、8時閉店となります。
※まん防の期間中は、要請のため終日アルコールの販売を自粛しております。
※テイクアウトは、夜5時半までの受付で、夜6時から7時の間のお引き渡しになります。
10年前のクアトロの父のブログ
「今年のクアトロは、P.P.(フィリップ・パカレ)のボージョレ・プリムールを仕入れた。
フィリップ・パカレは、ボージョレの自然派ワインの第一人者だ。
化学肥料や農薬を使わずに、自然酵母で仕上げるボージョレを造る。
彼は、かのロマネ・コンティの醸造長の職を蹴ったという。
プリムールとは初めてのという意味だ。
ヌーヴォーとも同義語ではあるが、今年はじめての彼の作品と云う思いが込められている。
ヌーヴォーは出来たての旨さが狙いだが、このプリムールは出来たても旨く、さらにビン熟させても旨いワイン造りを目指している。
早く飲むことだけのヌーヴォーとは違うジャンルのものと云うことだ。
このフィリップ・パカレのプリムールは、ガメイ種本来の味わい風味を尊重している。
濃縮感だけを求め、ガメイ種と違うワインを造る昨今のブームには反するワイン造りだ。
クアトロではこのワインはボトル売りだけの扱いになります。
売れ残りは、来年までセラーに寝かせようと思っています。」
その売れ残りがクアトロの父の自宅のワインセラーで忘れられていた。
そのプリムールを取り出したクアトロの父。
新酒がすでに9年たっている。
抜栓しグラスに注ぐ、ピノ・ノワールのような、ルビー色のワインににごりは無い。
香りとフレッシュ感は失ったものの、渋みと酸味がこなれて落ち着いた味わい。
やはり出来たての方が美味しかったとは思うが、十分堪能出来る職人のワインだ。
※まん防による時短要請の期間中は、7時オーダストップ、8時閉店となります。
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※テイクアウトは、夜5時半までの受付で、夜6時から7時の間のお引き渡しになります。