料理は音楽のように・・・。
曲の初めは、リズミカルに心をつかみ、ゆっくりとやさしく導きながら、クライマックスでは、力強く。
クアトロの和牛の赤ワイン煮も、一皿で音楽を奏でたい。
一口目から、牛肉の美味しさが口に広がり、ジューシーな旨みが優しく続く。
食べ飽きしない、しっとりとした肉質。
食べ進むと、いつしか肉を食べた満足感が心をしっかりと満たす。
豊四季の料理番が贈る、栃木和牛二の腕の煮込みをいかがですか。
さらに、クアトロの父の選ぶ赤ワインが、豊かなハーモニーを奏でます。
美味しいものは、出来たてが美味しい。
温かい物は温かいうちに食べるのが美味しい。
天皇の料理番も苦慮していた。
クアトロのピッツァも焼きたてが美味しい。
それでも、テイクアウトで自宅のオーブントースターで、軽く焼き直してもピッツァは美味しい。
クアトロの営業時間内ならば、予めお電話で時間を指定してピッツァのテイクアウトはいかがだろう。
もちろん、クアトロで食事をして、お土産でお持ちになるのもお勧め。
さらに、クアトロのチーズの取り合わせに生ハムもお土産に出来る。
以外と、知られていなかったクアトロのテイクアウト商品。
ホームパーティにも、クアトロを活用していただきたいと思う豊四季の料理番だ。
・ピッツァ・マルゲリータ¥1400
・四種チーズのピッツァ¥1600
・ナス・ミートのピッツァ¥1600
「ワシは日本一の料理人になるんじゃ」
そんな志を持つクアトロのシェフは、父の日に好評だった活ワタリガニのパスタを用意した。
ワタリガニのパスタは、結構よそのイタリアンでも見かけるが、ワタリガニはダシをとるために入っている程度で、身はほとんど食べられない。
クアトロのワタリガニのパスタはちょっと違う。
大きな活ワタリガニを一匹丸ごと使ったパスタだ。
出来上がったお皿を見ると、ワタリガニがたっぷりすぎて、パスタが入っているのか見えない。
もちろん、身も食べ応えがあるし、その味噌から出るダシも濃厚な旨み。
これは、旨い!
「はいー!」
秋田の新星と云われる新政。
30代の若い作り手が造る日本酒は、どんな味だろうか。
ラピスは瑠璃のことで、瑠璃色のエチケットはとても印象的。
新政のカラーシリーズの第一作として、このラピスは秋田産の美山錦100%のお酒。
ワイングラスに注ぐとすぐに素晴らしい香りが立つ。
甘くエレガントなフルーツの香りが素晴らしい。
口に含むと、爽やかな酸が口に広がる。
旨味に切れがあり、余韻も長い。
これが、日本酒なのかと驚きを覚えるクアトロの父。
これも世界に通用するSAKEだ。
お一人様1本までに釣られて購入した「醸し人九平次純米大吟醸リュゴーシュ」。
平成九年から作り始めているからら九平次なのだろうか。
若い人たちが、新しい感覚で作っている日本酒らしい。
日本酒と云うよりは“SAKE”なのだろう。
フランスの三つ星レストランでも扱われていると聞く。
また、エチケットなども洗練されている。
飲む前から、期待大だ。
早速、ワイングラスに注いで味わってみた。
香り、甘み、酸味、旨味、ミネラル感が絶妙なバランス。
どっしりとした風格のあるお酒。
飲み進むごとに、味に変化があり、料理とも合わせやすい。
世界に通用する日本酒の新しい潮流なのでしょう。
日本酒は、今こういう味わいの時代になったんだ。
新たな刺激を受けたクアトロの父だ。
ちなみにリュゴーシュは「左党」をフランス語で表現したものとか。
さて、次は「新政ラピス」を試してみましょう。