ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

星の王子さま~チーズ取り合わせ

2020年09月30日 | 個人的な話

クアトロの父の愛読書は「星の王子さま」。
前書きには、
“おとなだって、はじめはみんな子どもだったのだから。(でもそれを忘れずにいる人は、ほとんどいない。)”
小惑星B612については、
“小惑星B612について、こんなにくわしく話したり、番号まで明かしたりするのは、おとなたちのためだ。おとなは数字が好きだから。新しい友だちのことを話しても、おとなは、いちばんたいせつなことはなにも聞かない。”

クアトロのチーズを、子どもたちは目を輝かして食べてくれることが多い。
クアトロの父のチーズのウンチクよりも、美味しそうな色や香りが大切なのかもしれない。
今日は、自宅でクアトロのチーズとワインを食べることにした。
このところ、解説だけで、しっかりとチーズを食べていなかったと反省している。
そこで、子どもの心でチーズを食べてみようと思う。

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新着ワイン~ブルーノ・ジャコーザ/ロエロ・アルネイス

2020年09月29日 | ワインの話

イタリア・ピエモンテの巨匠と称されるブルーノ・ジャコーザの白ワイン“ロエロ・アルネイス2017”が入荷。
ジャコーザは2018年に亡くなり、現在は娘さんが後を継いでいる。
アルネイスの意味は「へそまがり・頑固者」であり、とても扱いづらい品種。
酸味が少なく、早く熟してしまうため、ワインに加工するのはとても難しかった。
しばらくの間は忘れられていた存在だったアルネイスは、栽培技術の向上によって1960年代に復活。
現在ではピエモンテを代表する辛口の白ワインとなっている。
洋梨とアンズのようなフルーティーさがとても心地よい白ワイン。
クアトロのアルネイス・へそまがりのクアトロの父も、このワインには素直に美味しいと思う。

 

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仲秋の候~ヘダイ

2020年09月28日 | 魚の話

仲秋の候
口を毘沙門天のようにへの字にして、いかつい顔のヘダイ。
口をへの字にしているからヘダイと云う説や、平たい魚だからヘダイとか諸説ある。
しかし、平凡な味だからヘダイではない。
特に秋口のヘダイをカルパッチョで食べると、それは平凡な味ではなく、上等な味わいだ。
秋のヘダイは美味しい千倍返しだ。

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仲秋の候~天然カンパチ

2020年09月27日 | 魚の話

仲秋の候
眉毛が八の字の福禄寿のような顔の魚、カンパチは一年中出回っている。
回転寿司でも、よく回っている魚だ。
よく見かけるカンパチは養殖もの。
そして、天然のカンパチは、今が旬だ。
カンパチは、出世魚で大きさで名前が変わるが、関東では若い天然のカンパチをショッコと呼ぶが、このショッコの刺身こそが食通をうならせる味と云われている。
クアトロにも、鹿児島産のショッコが入荷。
とても良い魚体だ。
しかも、神経抜きだ。
そして、刺身にすると、プリッとした歯ごたえがあり、旨みがじっくりとわき出してくる。
養殖にはない食感と味わいだ。
その美味しさは、福と禄と長寿のご利益がありそう。

 

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仲秋の候~エビス鯛

2020年09月26日 | 魚の話

仲秋の候
今朝、魚市場でこれはこれは目出度いお魚に出会ったクアトロのシェフ。
開店以来15年間で、この魚に出会うのはこれでやっと三度目とか。
“エビス鯛”様だ。
恵比須様が抱えている鯛によく似た丸々として赤い鯛。
恵比須様は、漁業の神様であり商売の神様でもある。
商売繁盛を祈ってこの魚をシェフは刺身にするのでしょうか。
鱗が強靱なので、さばくのは大変そう。
苦労をしたその後に、見事な味わいの白身が現れる。
まさしく、商売の哲学を備えた魚である。
目出度い、目出度い。

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