ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

立春の物語2025~立春スパゲッティ

2025年02月03日 | パスタの話

今日は立春。
冬が極まり春の気配が立ち始める日だとか。
冬至と春分の中間に当たり、この日から立夏の前日までが春となる。
そして、立春から数えて八十八夜だったり、この日からの南風が春一番とか。
中国では、この日に春餅を食べる習わしもある。
豊四季と云う関東の田舎町では、節分に「季節野菜のスパゲッティ」を食べ、立春には「カキの味噌クリーム」をクアトロで食べる習わしが残っている。
冬がカキの美味しさの極まりをもたらし、春の気配が立ち始める味噌クリームのパスタだ。

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分の物語2025~節分スパゲッティ

2025年02月02日 | パスタの話

今日は節分。
豊四季と云う関東の田舎町では無病息災を祈って節分スパゲッティを食べる習わしが残っている。
豊四季の節分スパゲッティは野菜がたっぷりと入ったスパゲッティだ。
七福神になぞらえた7種類の野菜が入っている。
その季節野菜のスパゲッティを今年の恵方“西南西”を向いてだまって黙々と食べる。
途中でおしゃべりなどをすると運が逃げると云われている。
途中、ワインを飲むことは許されている。
この豊四季の習わしは、現代ではクアトロで伝承されている。
あなたも、この節分スパゲッティをクアトロで食べよう。

 

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パスタの物語2024~上半期

2025年01月24日 | パスタの話

クアトロのパスタを紹介したブログのタイトルを書き出してみた。
2024年の下半期をご紹介。
今日のクアトロは、シェフ自慢の逸品「特上ウニのペペロンチーニ」がおすすめ。

・それぞれの旨みが融合する感動的に美味しいパスタ「トウモロコシのペペロンチーニ」
・食べて健康「トマトとラスパドゥーラの冷製パスタ」
・旨みの相乗効果が口の中で踊っている「特上ウニのペペロンチーニ」
・タケノコが豊作でした「タケノコとホタルイカのアンチョビ・オリーブ味」
・19年目のクアトロに限定的復活「ヤリイカの漁師風」

 

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パスタの物語2024~下半期

2025年01月23日 | パスタの話

クアトロのパスタを紹介したブログのタイトルを書き出してみた。
まずは下半期

・流山の若手イケメン農夫の作るサツマイモを使った「サツマイモのニョッキ」
・美味しくて体に良いパスタ「カキのピリ辛トマトソース」
・寒くなってくると不思議と恋しくなる「カキの味噌クリーム」
・色々と待たされた分も旨味のうち「パルミ・ペンネ」
・サーモンはタスマニアにこだわり「タスマニアサーモンときのこのクリームソース」
・お米一粒一粒にパルミジャーノの濃厚な旨みが絡みます「パルミ・リゾット」
・旬の栗を贅沢に使った「栗のリゾット」
・待ちわびた感動の名作「サンマの和風スパゲッティ」
・郷愁の和風パスタ「シラスの和風スパゲッティ」
・メーデー、メーデー、美味しいから食べて「ワタリガニのオーロラソース」
・夏ばて、オリンピックばて解消パスタ「海老とナスのピリ辛トマトソース」
・疲れ気味のあなたにおすすめ「明太子ときのこのスパゲッティ」
・シェフも歩けばクリガニに当たる「北海道産クリガニ丸ごと一杯のパスタ」

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生パスタ打ち初め式2025

2025年01月06日 | パスタの話

スパゲッティの語源は、スパーゴ=紐である。
チャップリンが映画「黄金狂時代」の中で、空腹のあまり靴ひもをスパゲッティと思い食べようとするシーンは有名である。
スパゲッティはイタリア料理の代名詞にまでなってしまった。
そもそもスパゲッティはパスタの中の一部なのだが、スパゲッティがパスタを代表するような位置づけになっている。
しかし、正確には、スパゲッティは1.6mm~1.9mmのものを呼ぶ。
さらに、1.4mm~1.6mmのものは、スパゲッティーニと呼ぶ。
クアトロも正確にはスパゲッティーニという1.6mmのものを使っている。
1mm程度になるとバーミセリとか呼ぶ。
そもそも乾燥パスタのルーツはこのバーミセリである。
シチリアで生まれ海外へと輸出されたり、船上の保存食として重宝されたという。
このバーミセリの語源は“ウジ虫”である。
ウジ虫のようなパスタという意味だ。
そう、現在のパスタの原点はシチリアのウジ虫である。
また、スパゲッティと云えば乾麺のことを指す。
乾燥させていないスパゲッティは生スパゲッティと呼ばなくてはならない。
そして、しばしば乾燥スパゲッティと生スパゲッティは比較して語られる。
生スパゲッティはうどんみたいだから、折角イタリアンで食べるのなら、イタリアンらしい乾燥スパゲッティでなくてはだめだという発想も多い。
しかし、乾めんと生めんはまったく世界の違うものである。
生めん独特の香ばしさ、炊きたてのご飯をいただいているようなデンプンの香りと旨味、具材から抽出された旨みを絡める麺の性質。
乾麺にはない味わいである。
生めんは丹念に練られ、その生地には気泡を抱え、表面にはヒダを持っている。
この気泡とヒダが旨みを絡めさせるポイントである。
スパゲッティに対しての生パスタとかではなく、生めんの独特の世界を味わって欲しいと麺職人のクアトロの父は思う。
ウジウジとパスタの歴史を語っているが、要するに新年生パスタの仕込みをしたという話だ。

※明日とあさって、クアトロは連休させていただきます。

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする