ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ベスト・キッド・クアトロ

2025年02月19日 | 映画の話

色々と映画を観ていると、お宝映画に当たることがある。そのひとつに「ベスト・キッド2」を挙げることが出来る。
「ベスト・キッド」一作目は、とても良く出来ていたが、この「ベスト・キッド2」はひどい。
沖縄を舞台にしているのだが、その沖縄の描き方があまりにもひどすぎる。
やたらにお辞儀をしたりするのはまだ良いのだが、台風のシーンや祭りのシーンなどは、もう笑うしか無い。
電電太鼓のラストも笑撃である。
それでもこの映画の日本らしい教訓は良かった。
空手道場にも、二本の掛け軸がある。
“空手無先手”
“先正其心”
とある。
「ミヤギ、これは何」
「ダニエルさん、これ空手のルールです」
「ナンバーワン、空手は攻撃をしません」
「ナンバーツー、迷ったらルール・ナンバーワンに戻りなさい」
「ダニエルさん、わかりましたか」
これは、なかなかウンチクのある言葉だ。
クアトロの父も、その空手の心を継承するのだった。
“クアトロ有素材”
“先正其心”
クアトロはまず素材ありき。
素材の美味しさをどう引き出すかが大切だ。
そして、迷ったらルール・ナンバーワンに戻る。

クアトロは、明日も厳選した素材をどうベスト・キッドするのか・・・

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クアトロのはたらく酵母

2025年02月18日 | 映画の話

クアトロの父のお気に入りアニメが「はたらく細胞」。
実写版も評判だが、クアトロの父的にはアニメが面白い。
キャラや設定がとても絶妙。
クアトロの父の体内でも、はたらく細胞たちが、頑張ってくれているのだなと感謝している。
そして、クアトロの父は、はたらく酵母を操っている。
ピッツァ生地やパン生地を仕込むクアトロの父。
今日は、イースト(酵母)のはたらきをコントロールしながらパンを焼いたクアトロの父。
クアトロの休日に、はたらく酵母の傑作ワインとともに食べようと思う。
クアトロの父の作るピッツァ生地も、よろしく。


クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生パスタの神様

2025年02月17日 | 映画の話

以前、原田マハの「キネマの神様」を読んで、クアトロの父のようなロートル映画ファンからすると、とても面白い話だった。
いずれ映画化されるだろうと思っていたが、山田洋次監督で映画化され、その作品を鑑賞した。
話は、山田洋次監督らしい映画制作のノスタルジーが盛られ原作とも違う趣があって良かった。
原田マハの方では、シネマの神様は、映画館に住んでいるが、山田洋次監督の方では、フイルムの駒と駒の間にいるらしい。
どちらでも良いのだが、クアトロの父もキネマの神様を信じているのだが、このところ映画館でフイルムの映画を観ていないので、キネマの神様に申し訳ない思いだ。
クアトロにも、生パスタの神様が宿っており、お店に住んでいるのか、生パスタに練り込まれているのかは確認されていないが、今日も生パスタの仕込みに励み、生パスタの神様を呼び込むクアトロの父である。

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私はホッキ貝を食べたい

2025年02月16日 | 映画の話

映画「私は貝になりたい」は、反戦映画の名作である。
クアトロの父は中井くんのも良いが、フランキー堺主演のものがおすすめだ。
太平洋戦争も終盤。田舎で床屋を営み家族で幸せにくらしていた主人公は、ついに徴兵される。
軍隊で上官の命令でしかたなく捕虜の米兵を銃剣で突く。
上官の命令は絶対であった。
しかし、終戦後の戦犯裁判で彼はこの事件のために絞首刑を言い渡される。
処刑の直前に、お坊さんに諭される。
「何年生きようと死ぬときはだれもが悔いが残る」
「次に生まれ変わることを信じるしかないんだ」
主人公は遺書に書き残す。
「生まれ変わらなくてはならないのならば、もう人間はいやだ」
「人間達のかってで、いじめられるのはいやだ」
「次に生まれ変わるときは、深い海の底にひっそりと暮らす貝になりたい」
「そうだ、私は貝になりたい」
戦争がもたらす不条理を描いた感動の名作だ。実話をもとにしている。
こんなまじめな話を書いておいて、今日のクアトロのおすすめは、とっても大きなホッキ貝である。
手の平いっぱいの大きさのホッキ貝だ。
静かな深い海から人間の勝手で引き上げられたホッキ貝である。
甘みと旨みが濃厚である。
映画に感動したあとでも、ホッキ貝美味しそうと思ってしまうクアトロの父はまったく不条理である。

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白蛇伝ワイン

2024年09月04日 | 映画の話

クアトロの父が子供の頃に、初めて見たアニメが「白蛇伝」。
これが、未だに忘れられないスペクタルな作品。
白蛇が、飼い主だった青年に恋して、ヘビが脱皮するがごとく人間の娘に再生し、青年との恋を命賭けで成し遂げようとする話。
そんな白蛇が描かれたワインがクアトロの来年のおせちに添えられる。
豊穣をもたらすと云われる白蛇を描いたワインとクアトロのおせちで、新しい年を明るく再生するだろうか。

クアトロのホームページ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする