今日は晴れて表も暖かかった。
東京からハイパーレスキュー隊がいわきへやってきた。
やっとコミック劇画みたいな展開になってきた。
ずっと思ってたんだ、映画海猿みたいに危機に臨んで
果敢に闘う隊員たちの画を思い浮かべてさ、
現実はコミックみたいにはいかんなー、とほほだなー
そう思うと、がっくりくるんだ、アニメに負けてるし。
遅かったけれど、いたわ、ホンモノと思って喜んだ。
縦割り行政越えてやっと必死体制が見えてきた。
遅すぎるけど…。ま、それは置いておいて。
「国運がかかっています、国民の命がかかっています」
と出発する隊員に総大将が檄を飛ばしてくれた。
涙が出た。
(先日の一番エライさんの歯の浮く会見と違ってて)
国運…、そうだ、社運ではなく国運なんだ。
東電の人もいまは社運なんて思ってないだろう。
もはや、私事は捨てただろう。
公を利することが私事になったことだろう。
やもうえずであっても私事を忘れ果てただろう。
必死とはそれだ。
そういえば小さな男の子のおもちゃに赤い消防車を
買ってあげたことがあった。
いっぱいホースをつけた赤い自動車。
男の子が好きなヒーローのブーブーだ。
青山2丁目のファイヤー通りにある消防署の正面で
母親に手を引かれた男の子が、あ、あ、と指差しながら
何台も並んだ消防車を一生懸命見ていたっけ。
あらたな赤い自動車伝説が生まれることを願って。
電気と暖房費節約のため、早寝しよう。