想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

放射性物質の大気輸送沈着シュミレーション

2011-08-26 01:19:16 | Weblog
(去年のひまわりはおひさまの象徴だった、今年のひまわりは‥嘆きと叫び)

国立環境研究所NIESのサイトで公開されている。
3月の原発爆発事故で放射性物質はどのように大気中に散らばり
地上に落ちていったか。ヨウ素やセシウム137はどこへ行ったか。

ゆらゆらと動く、シュミレーションの図をみていると、涙が溢れた。
泣けるデータがあるとは! 生きていると想像を超えることに遭遇するのだ。
放射能が日本列島地図の上をゆらゆらと揺れながら海へと広がっていく。
動画ではなく、平たい図である。
じゅうぶんに恐ろしすぎて、日付をみれば3月。もう過ぎたことなのだ。
すでに過ちは行われた、そのことに涙は流れるのだろうか。

今日は訪ねてきた二十代の若い人達とさよなら原発の署名運動の話をした。
知らなかった、なーんも知らないです、もう落ち着いたと思って安心してた、
と言い、だってテレビでもあまりやらなくなったじゃないですか、と言った。
彼らは都心部で勤めたり大学に通ったりだ。



署名をしてくれた上でネットで用紙をダウンロードして自分たちもやると
約束してくれた。
彼らは知らなかったを繰り返し、署名は一も二もなくし、そしてコエー、
コワーッと連発した。どうしたらいいんすか、逃げられないっすよ、と。
わたしはけっこう疲れていて、1時間もしたら帰ってくれるかと思っていたら
彼らは結局用件が終わっても帰らず、ずっと原発の話をせがんだ。
知りたがったので、聞かれてわかることは伝えた。
いよいよ疲れてきたので、本を読みなと言った。

彼らは熱心にメモを取った。
テレビじゃなくてネットで検索して関連記事を見る方法を伝え、ググるには
どうしたらいいか、キーワードは何と何があるか、教えた。
若い人がとてもいとおしく思え、体力がなくじゅうぶんにつきあって
あげられないことがなんだか申し訳なかった。まっすぐで清々しい若い魂、
そのまままっすぐに、未来に希望がありますように。
帰る背中を見送りながら思った。

あの子たちにあだ名をつけるのを忘れたわ、門から後ろ姿を眺めながらうさこは
チッと舌打ちした。
ひっついているベイビーの頭を抱いて、ねえぷ~ちゃんと同意を求めた。
コメント
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