レント(受難節)ということで、今週の古楽の楽しみはバッハのマタイ。
しかも、初稿の演奏ということで楽しみに聴いてみると、1曲目の強烈に
印象的なコラールが歌ではなくてオルガン。
本で読んで知っていても、実際に聴くとギョッとする。
さらに怖い(?)のが、幻聴のように歌詞が聴こえてきてしまうことで、
我ながら呆れてしまった。
エガーの演奏は器楽に即興が加味されて、バッハは譜面通りにというのとは
違ってとても新鮮。
私も、当時はこうして演奏されたのだと思う。
私は真言宗徒なので、教会にはコンサートで行く位だが、毎週礼拝に行く
キリスト教徒のヒトは大変だねえ。