御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

マーラー特集

2020-11-11 14:16:51 | 音楽

     

FMは先週末からマーラー特集。

   

日本でマーラー旋風(?)が吹き荒れたのは、おそらく私の中学生後半から、大学生位

までだと思う。

   

古楽一筋だった私も人並みには聴いた。

   

   

初日はフィンランド放送局オケの2番。

   

このオケは30年位前に5番をナマで聴いた。

   

とにかく金管が物凄く上手くて、シカゴオケのブラスをテクニックはそのままで、音色を

柔らかくしたような感じだった。

  

でも、それ以外はよく覚えていない。アダージェットとかどうだったんだろう。

   

今回は、個々の奏者は上手いんだけどアンサンブルが若干残念。

 

  

2日目はドレスデンオペラとティーレマンの3番。

  

聴く前からそうだろうなと思っていた演奏(けなしているのではありません、見事です)。

   

でも、ティーレマンとはデビュー当時から相性が悪い(詳細省略)。

   

   

本当は今日のネルソンスの6番を聴いてから、纏め様と思っていたのに、書いてしまったのは

昨日のティルソン・トーマスの5番が、あまりにイイ出来だったので。

   

昔風のドロドロネチネチマーラーが好きなヒトには、全く受け入れられないと思うけど。

   

恥ずかしながら、このヒトについてほとんど何も知らない。

   

昔、ブラジル風のバッハを聴いて上手いなあと思ったくらい。

  

素晴らしいコントロールで、見通しのイイ自然な流れは見事(私の好みです)。

   

それに、サンフランシスコ交響楽団ってこんな音だったっけ?

   

吠え過ぎない柔らかい金管。一糸乱れないアンサンブル。

   

熱狂的なお客さんの反応もむべなるかな。

   

ウ~ン、バッハの新譜も買わない(=買えない)のに、このヒトのマーラー全集が欲しい(涙)。

コメント
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