コロナの影響で月末までバンドの練習はお休み。
空いた時間で、久し振りにビッグバンドの譜面をお勉強。
アレンジャーのボクシング選手と同姓同名のErik Moralesは、かなりエグイ。
ナット・アダレイの原曲は、非常にシンプルなコードなのに、このヒトはそれをいじりまくって
5、9、11、13thまで使って、譜面を見ただけではこれ無理じゃね状態の箇所がいくつもある。
パートによって4~5声の上からの順番を変えてしまうのも凄い。
でもベースとピアノだけは極々まともなので、管楽器の直近する半音のぶつかりをイイスパイスに
して、まともに聴こえるようにしてある。
お兄さんのキャノンボール・アダレイは、弟と一緒に演奏するようになってからオーバーファンクと
言われて、60年過ぎからジャズファンに見限られた感がするけど、あのバカテクと音色は他の誰とも
違う。
そうだ、マッコイ・ターナーが亡くなったねえ。
合掌。