モダンピッチのステンベルゲンが死にそうなので、もう一本だけ持っている
モダンのロッテンブルクを引っ張り出す。
ウ～ン、予想通りダメですな。
使えないことはないけど、ステンベルゲンに比べて品が無さすぎる。
あ〜ぁ、バロックピッチの楽器なら一杯あるのに・・・。
Tさん、バロックヴァイオリン買って。
今週の『古楽の楽しみ』はヴィヴァルディ特集。
初めて聴く曲も結構あって、カルミニョーラの切味は相変わらず凄い。
でも気が付いたのが、このヒトの緩徐楽章の良さで、やっぱヴィヴァルディの
コンチェルトは２楽章が好きだな。
今日はヴァイオリンとデュオで練習。
レイエの二重奏、３楽章の末尾がとてもイイ。
Fmaj7,Dm,Bdim,E,E7,Am,Dm6・・・、この辺り堪らないねえ。
とてもモダンな響。
しかし、ピンチも。
近年へたり具合が進んでいるモダンのステンベルゲンが、死にかけつつある。
来月末まで頑張ってくれ。
年に一回位しか行けない『森里音』。
いつ行っても美味しいねえ。
若い友人たちと一緒に出掛けて、それぞれが最近産まれた子連れで来た。
２歳の女の子は「ヤダ」しか話さず、それがまた可愛らしい。
「いくつ？」と尋ねると、サバ読んで「３歳」と答える。
全く責任のない他人の子、可愛いねえ。
癒されました。
週に２回くらいは我家で月末の美術館コンサートの練習。
急遽来て頂いたギターのNさんは、仕上げ方が半端無く凄い。
地力のあるヒトはやっぱ違う。
その時、来月末の『ヴァイオリンの家』での演奏会のプログラム内容を
デュオ相方のTさんに教えてもらう。
Tさんは黒沼ユリ子さんから３曲程編曲を依頼されているのに、忙しくて
書く時間が無いということだったので、１曲助太刀。
ドイツから来るコントラバスの方のソロで、サンサーンスの象を弦５部の
伴奏でとのことだったので、物凄いスピードで完成。
私のバッハは最後の曲の前だそうで、ゲゲッ、緊張感が。
東京に居た頃、通っていたチャンコ鍋屋『西海』のテイクアウト鍋を
妻が買ってきてくれた。
引っ越してからは、はじめて。
相変わらず美味い。
ただ以前と変わったところもあって、肉団子の味付けに使っていた胡麻油は
やめたようだ。
でも、さすがプロの味は凄い。
連絡頂いて、来月黒沼ユリ子さんと演奏するバッハには、ドイツから
コントラバスの方が来て頂けるということで、超楽しみ。
私は弦楽器には疎いけど、各楽器の最低音位はわかる。
管弦楽組曲のスコアを見ると、コンティヌオ（低音パート）には低いＤが
頻発する。
ということは、４弦ではオクターブ上げないとダメで若干不安が・・・。
バリバリのプロの方なら普通５弦だよね。
今日はたまたまフリーだったけど、月末のコンサートプログラムを急遽
作ることになった。
出来れば午前中に仕上げて、午後は走りたい。
気温の低い（私＝快適、Ｔさん＝寒い）中、合わせ練習。
今日はヴァイオリンとフエのデュエット。
昔読んだ本に、二人で演奏しても差音が発生して、三重奏となり得ると
書いてあったのを思い出した。
バロック弓で、まっすぐな音を出してくれるのに合わせると、怖くなる位
差音が聴こえて、これは物凄い快感。
本番が楽しみという珍しい気持ちになってきた。
アレンジ依頼頂いた『MY ROMANCE』。
しかも、ヴァ―ス付きで。
私は、アメリカの古き良き時代のバラードが、演奏するのもアレンジする
のも大の苦手。
生徒さんには常に恥ずかしがらずに演奏しろと言ってるくせに、こういう
曲を恥ずかしくなく書くのはほぼ無理。
修行が足りない。
でも、仕事は仕事。頑張ります。
ネルソン・リドルとか本当に心底尊敬するよ。
ヴァージョンアップの機会を窺っていた『ｆｉｎａｌｅ』。
まあ、仕事道具の効率が上がるのはメデタイことなので、1万円強の出費。
詳細まで確認してないけど、一番変わったのは音の再生。
今まではブラームス１番の１楽章なんかは、長すぎて分割しないと音源ファイルを
作成できなかったのが、可能になった。
これは便利。
一流演奏家の音をサンプリングしたという音源は、確かにイイのかも知れないけど
音源ファイルは２ギガ以上あって、スコアマネージャーでの設定が重い。
しばらく使いこんでみます。
月末の本番へ向けて、ヴァイオリン、ギター、フエの３人で練習開始。
単音しか出せないの私だけで、なにしろ演奏しながらしゃべれるのが
うらやましい。
ギターはフエとも相性がイイので大変気持ち良く吹かせて頂いた。
ギターのＮさんにはフエについて初めて聞く感想を頂いた。
弦楽器のように聴こえるとのこと。
ウ～ン、褒められたんだと思って有り難く頂きます。
昨日テレビを視るまで忘れていた、ショスタコの7番目の交響曲。
レニングラードと呼ばれるこの曲は、子どもの頃大好きで、ムラヴィンスキーの
モノラル録音を厭きることなく聴いていたのを思い出した。
昔から曲の評判が良くないせいか、あまり演奏されない。
パーヴォ・ヤルヴィとＮ響の演奏はとても立派で、実家の子供部屋の風景が
浮かんできた。
聴いていて、やはりショスタコは相当私に沁み込んでいる様なのが自覚出来た。
書く曲に似たようなところがあるのに今頃気が付いた。
そうだったんだ。
調子に乗って、本当に久しぶりにハッテンハイムのベーレンアウスレーゼ。
甘い酒が大嫌いな私でも本当に美味しく飲める。
極上のソーテルヌと比べてもこっちの方が好きかも。
床下にはまだ何本か眠っているので、年に１本づつでも楽しんでいきたい。
今日は昼すぎから夕方まで集中して練習。
自分で書いた曲が上手く吹けないんだから世話がない。
