タヴィラの隣町カバナスは海岸べりの小さな町で、私たちの落ち着いたキャンプサイトはメインロードの近く、鉄道駅もすぐ近くにあるコンセイシャウ(Conceicao)と呼ばれるメインの町、小さなタウンホールや郵便局、スーパーマーケットも1軒だけあり、英国の食品を輸入して売っている小さなお店もある。
カバナスの町へは歩いて20分くらいで海岸通りへ行けるが、国鉄駅へは5分ほどしかかからない。
この辺りは古いポルトガルの町そのままで、白い壁が太陽に反射してまぶしいほど。
道端の草藪には青い朝顔が咲き、この南国の花が彩を添える。
この珍しいプランツは葉のふちに小さな芽とその芽に根まで伸びていて触るとポロリと落ちてそこから新しいプランツが伸びてくる。
草花の再生には種や挿し木による増やし方が普通だが、このような新鮮な葉自身に花が咲くでもなく子供ができるのは今までで初めて知った。
キャンプサイトへ行く垣根に今まで見たこともないきれいな花が咲いていた。
今どきが最盛期なのかあちこちで見られるハイビスカスの花、特にこれは八重咲で珍しい。
カバナスへ行く途中の公衆トイレのマーク、これは一体何が言いたいのか???
典型的なポルトガルの家屋、室内もタイル張りだが屋外の壁全体がカラフルなタイル張り。
アルガーヴの海岸線は海岸に平行して細長い島が横たわり、港は外海の荒波から守られている。この辺りはリアーフォーモーザーと呼ばれる自然公園になっている。
海岸通りは板造りの歩道が長く続いていて、レストランが多い。夏の最盛期にはこの辺りはバカンス客でごった返していることだろう。今でもレストランには多くの客が見られる。
古い街には不似合いなモダンな教会。
海岸通りに停車していたフランスの古いキャンパー、後ろにシャワーの設備が作られて石鹸置きまで作られていた。屋外でシャワーに入るのだねー。
カバナスの裏通りで真っ直ぐな変わった木を見つけた。
近づいて望遠レンズで見て初めて分かった。人工的な木の枝をコンクリートの柱につけて、テレビか電波の受信器が上に取り付けてあるらしい。