Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―今年最後の青空市

2018-12-16 17:13:31 | ポルトガル18-19

12月15日は第3週目の土曜日、タヴィラのオープングラウンドでは大きな野外マーケットが開かれる。

前の日に亭主と二人でタヴィラへ行ってきたから、あまり買うものがないはずだけど、ショッピングトローリーを引っ張って私一人で出かけた。

9時半の電車は珍しく時間通りに到着。5分で次の駅へ着く。シオナが働くチャリティーショップへ行ったところ10時前でまだ開いていなかった。

すぐピンゴドーシーのスーパーマーケットへ行った。ここは昨日帰りに立ち寄って肉と魚を買おうと思い、両方のカウンターの前で順番券を持っていたが、肉屋の前で待って居る間に魚の順番が回ってきて買えず、肉屋もあまりののろさに時間が無くなりレジの前は長い行列。焦って何も買わずに走って駅へ向かった。

最近のスーパーマーケットの生鮮食品のほとんどが、プラスチックやビニールの箱と袋で覆われていてこれこそ無駄もいいところ。このピンゴドーシはポルトガル人のオーナーでポルトガルの生鮮食品が山積み置いてある。肉もカウンターで指示すれば大きな肉を切ったり削いだりミンチにしてくれたりする。だから時間がかかる。魚もしかり、頼めば腹を裂いて洗ってくれたりイカやタコなど皮迄はいだりしてくれるから、一人のお客が何種類もの魚をオーダーした時の後ろに並ぶと悲劇。野菜も特にキャベツが安くなっていて2個も買ったから重さも1.5㎏嵩張り、鳥の胸肉1㎏、大きな鰺1㎏、これなど手持ちのバッグだと持ち運びが大変になる。

さて次は川向こうの魚市場へ向かった。この市場の横では古物市が開かれていて、何もほしいものが無くても一回り見て歩くのが楽しい。

 

そこでこの素晴らしい鉢置きを見つけた。値段は10ユーロというが、買おうかどうしようと迷っていたら8ユーロにするという。とうとう買ってしまった。

これがショッピングトローリーに入らない。あまり重くはないが、変な形で袋に入れても持ち運びが容易でない。

それでも嬉しくて袋に入れてトローリーの上に置いて引っ張っていた。

魚市場へ行くとまたものすごく新鮮なアジが目に入った。1㎏が5ユーロ、ピンゴドーシでももう1㎏買ってあるのに、魚の目の色が違う。とうとう買ってしまった。これはアジサシにしよう。

このマーケットには値段がそれぞれ違うがお土産用のはちみつが豊富。来週来るパトリックがレモンとはちみつの飲み物が好きだからと1㎏の瓶を買った。

インターネットのドングルはこのタヴィラのショッピングセンターの中のボーダーフォンを使っている。先日請求書が来ていたので、この日がチャンス、支払いに行った。

さてこれで待望の青空市へ行ける。もうあまり欲しいものがなかったはずなのに、オレンジと柿のストールが素晴らしく安い。

柿が2㎏で1.5ユーロ、もちろん4㎏を買い、オレンジも1袋5㎏ 3ユーロ、2袋だと5ユーロだという。もう重くて持てない。頑張って1袋だけ買った。ほかにはポールから頼まれていたバケツと皿洗い用のポリボックス。大きなショッピングトローリーは満杯。

よろめきつつチャリティショップへ行くと、幸いシオナがいて鉢置きを持って帰ってあげると言った。ありがたくお願いした。彼女はここが1時15分に閉まった後、同僚が好意で乗せてくれる車でカバナスへ帰るという。

残念なことに私も乗れるスペースが無くて、帰りはまた電車で帰るしかない・・・が、平日は1時半にある電車はウイークエンドはなくて2時半まで待たなければならない。もう12時15分の電車は出てしまった後、2時半までの2時間も待って居るのはと考え、この前日本人4人が集まったチコ(Xico)のレストランへ行った。

ポルトガルで一人でレストランへ行ったことはないが勝手知ったるこのレストラン、何か安くておいしいものはないかと思ったのに、頼んだのはラム肉のシチュウ、8.5ユーロ決して安くないが、肉は柔らかくてとってもおいしかった。

レストランで時間つぶしをしても有り余る時間、一時間を駅のベンチで過ごして、帰った。

駅には亭主が迎えに来ていて、シオナが鉢置きを持ってきて、私が重い荷物を持っていることを伝えてくれた。

 

あの鉢置きは気に入ったと亭主が言ってくれたので、買って来た甲斐あり。これから当分毎日柿が楽しめる。アジも3枚におろし骨も皮もとってとなると午後がつぶれてしまうが、おいしいものを食べるためなら何でもしよう。

 

コメント
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