クリスマスの翌日26日はボクシングデイと呼ばれる祭日。ボクシングは拳闘ではなくて、昔はクリスマスに働いていたお屋敷の使用人たちにBox (箱)に入ったプレゼントをし、一日休暇を与えられたところからきた言葉だそう。
ここポルトガルにはそのような休暇はないから、お店やスーパーはクリスマスの日だけ閉まる。
娘たちはあと数日で帰国するから今のうち、太陽の出ているうちにと、モンテゴード―へいった。
ここの海岸は私にとって、一番きれいな海岸線だと信じている。
砂浜に降り立ってすぐ、靴も靴下も脱いで砂遊びを始めたジュードを水辺迄連れていった。
毎年ポルトガルへきていても海辺は初めて、英国でもプールはいつも行っているが海へ連れて行ったことがない。
波が打ち寄せるのが不思議で、同時に面白くてたまらないらしい。
大きな波が来ると怖いのか両親の手にぶらさがっている。
膝までたくし上げていたジーンズも濡れたため脱がして、パンツだけ。
こんなに興奮して喜んでいる姿を見たことがない。娘は来年夏は海辺での夏休みを考えているそうだ。
昼食は海岸と平行に並んだレストランの一軒でサラダや、サンドイッチなどをたのんだ。テーブルマナー悪かったジュードもやっと聞き分けが良くなり、テーブルでレゴで遊んでいる。
昼食後も海から離れたくなくて海岸へ行ったが、午前中より波が高くなっていた。
ジュードにとっては、エキサイティングな一日だった。