Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―ボクシングデイ

2018-12-27 22:45:25 | ポルトガル18-19

クリスマスの翌日26日はボクシングデイと呼ばれる祭日。ボクシングは拳闘ではなくて、昔はクリスマスに働いていたお屋敷の使用人たちにBox (箱)に入ったプレゼントをし、一日休暇を与えられたところからきた言葉だそう。

ここポルトガルにはそのような休暇はないから、お店やスーパーはクリスマスの日だけ閉まる。

娘たちはあと数日で帰国するから今のうち、太陽の出ているうちにと、モンテゴード―へいった。

ここの海岸は私にとって、一番きれいな海岸線だと信じている。

 

 

砂浜に降り立ってすぐ、靴も靴下も脱いで砂遊びを始めたジュードを水辺迄連れていった。

毎年ポルトガルへきていても海辺は初めて、英国でもプールはいつも行っているが海へ連れて行ったことがない。

波が打ち寄せるのが不思議で、同時に面白くてたまらないらしい。

 

 

 

 

大きな波が来ると怖いのか両親の手にぶらさがっている。

 

膝までたくし上げていたジーンズも濡れたため脱がして、パンツだけ。

 

 

 

こんなに興奮して喜んでいる姿を見たことがない。娘は来年夏は海辺での夏休みを考えているそうだ。

 

 

昼食は海岸と平行に並んだレストランの一軒でサラダや、サンドイッチなどをたのんだ。テーブルマナー悪かったジュードもやっと聞き分けが良くなり、テーブルでレゴで遊んでいる。

 

 

昼食後も海から離れたくなくて海岸へ行ったが、午前中より波が高くなっていた。

ジュードにとっては、エキサイティングな一日だった。

 

 

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これが最後のキャンプ旅行―ジュードのクリスマスプレゼント

2018-12-27 21:37:25 | ポルトガル18-19

 

クリスマスの朝、ジュードは彼の両親から消防士の衣装一式をもらった。

毎日おもちゃの消防車で火事を消すべく走り回っている。消防車も日本流に行くならウーウーウーかピーポ、ピーポ、ピーポとサイレンを鳴らしながら走っていくが、英国流は違う。ニーノ、ニーノ、と鳴らしながら行くそうで、私がピーポーというと違うと怒るのが可笑しくて毎回同じ会話をしている。

 

このミニ消防士は衣装が気に入って部屋中想像の火事を消して走り回っていた。

お昼近くパトリックは自慢のミニ消防士をタヴィラの消防署へ連れて行くことにした。

 

 

クリスマスのこの日も晴天で温かく、公園内の小さな池では亀が日向ぼっこ。

 

ミニ消防士は本物の消防車に乗ってとっても喜んでいた。

 

本物の消防士が出てきて一緒に写真を。

 

次の消防士は彼のヘルメットをジュードにかぶせ、同僚を呼ぶ。

 

 

 

次々本物の消防士が現れ、皆で記念撮影。この写真をフェースブックに載せてよいかとパトリックに許可を得ていた。

 

 

帰りのローマ橋ではいつも立っているパーフォーマーにパトリックがお金をあげ、ジュードが見とれていたが、お互いに敬礼しあっていた。

 

 

さすがにクリスマスの日はお店もレストランも閉まっているところが多く、川渕でただ一軒開いていたレストランで、ジュースやコーヒー、ビールを飲んでクリスマスランチに帰宅した。

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これが最後のキャンプ旅行―クリスマスイヴ

2018-12-27 20:49:42 | ポルトガル18-19

24日のクリスマスイヴ、パトリックがどうしても行きたいというスペインのフエルバへ今年も出かけた。フエルバは今年10月エンジンが壊れてしまって、ここのガレージで修理してもらった10日間、この町で過ごしたので、隅から隅まで知っているような気だったが、車で来ると方向が分からなくなる。

 

町の中心スクエアには日中から家族連れが詰めかけている。このスクエアはコロンバスの像が立っていて、ここを中心にいかないと道筋が判らなくなる。

英国のクリスマスはイブもクリスマス当日も家族が集まって食事をしたり、テレビを見たりと家庭内のことが主だが、ここスペインは天気が良くて暖かいせいもあり、家族連れや友人同士、レストランやバーで飲んで食べて大騒ぎ、国によってこうも違うかと驚かされる。

 

 

 

パトリックは昨年もこのフエルバへ来たが、クリスマスや正月などの祝日でなかったから、タパスのレストランへすぐ行けた。今年は目指したタパスバーが閉まっていて、私たちが行きたかったバーレストランはこの日は食事は出さないという。

若者でいっぱいのバーレストランの片隅で、3種のタパスを食べ、ビールを飲んで、店を出た。

 

 

 

この日は閉まっているところも多く、やっぱりクリスマスイヴなどに遠出をしなけりゃ良かったものを。どこに行くこともできなくなって、結局子供の遊び場でジュード一人が楽しんで、帰ってきた。まるで疲れに行ったようなもの。

 

 

スペイン人はカトリックの信者が多くてクリスマスは教会が活躍するのだと思っていたけど、こんなにレストランのかき入れ時だとは思わなかった。ほとんどが大して食べないで、アルコールを楽しんでいるようだ。あちこちでトランペットとドラムの音楽が鳴り響いていた。

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これが最後のキャンプ旅行―娘の家族がタヴィラへ

2018-12-27 10:17:06 | ポルトガル18-19

12月19日から英国ガトウィック空港ではドローンが空港内を飛び回っていて、離着陸の危険があるとのニュース、クリスマスホリディーに出かける何万人もの人たちが足止めを食ってガトウィック空港は大混乱状態だった。

土曜日にタヴィラへやってくる予定の娘の一家もガトウィック空港からの出発、金曜日に空港がオープンしたとのニュースで夕方娘にコンタクトしたところ、また空港が閉まったという。娘たちは出発の準備をしていたが悲観的で、タヴィラの借家にはもう支払ってあるから彼らが来なくてもその家で1週間を過ごしなさいという。

テレビのニュースを見ていたら、空港は再開したとのことで、ほっと胸をなでおろした。

土曜日のお昼過ぎ彼らはレンタカーでタヴィラに着いた。3歳半の孫のジュードが ”ナナ” と言って私に抱きついてきた。彼らは朝3時起きで空港へ行き予定のBAで予定通りにファーロ空港へ着いた。

 

 

タヴィラの夜明け、

 

 

朝7時半に朝日が昇った、フラットのテラスから見える高い橋の欄干から太陽はすごいスピードで昇ってゆく。写真を写している間にカモメが飛び、車が行き来し、バイクが通り過ぎてゆく。

 

 

タヴィラの古いお城を見ながら、消防署へ出かけた。ここの消防署には毎年クリスマス・ナッティビティと呼ぶキリスト誕生時のミニモデルが展示される。

 

 

 

 

小さな人形のモデルが肉屋は大きな肉をさばいたり、パン屋は石窯でパンを焼いたり所々で動きがある。

 

消防車に夢中の孫のジュードは本物の消防車に載せてもらってご機嫌。

 

 

12月末のタヴィラは毎日晴天で、娘夫婦が来たがるのも無理がない。

 

フラットの近くの小さな公園で、ジュードに遊んでもらう。両親は疲れ切って昼寝の間、私たち年寄り夫婦がジュードと遊び、私たちもすっかり疲れ切った。

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