最近晴天の日が多くミモザの花も満開。朝は素晴らしい良い天気だったのにお昼ごろから曇ってきた。
カステル・マリムへ行く電車の駅で電車を待つ。向かいの巨大なお屋敷の屋根にはきれいな鳩が停まっていた。
高さ1メートルにもなる銭葵(ぜにあおい)の花も今が真っ盛り。
桜の花か近寄っても判らなかったが3月初旬にはもう満開。
昨年もこの素晴らしいサボテンの前庭を私のブログに載せたが、今年も久しぶりに見たサボテンはもっと大きくなっている。
そしてこのお屋敷は売りに出されていた。この地域は村や町から完全に切り離された住宅地で、お店一軒もなく、広大な庭を持つ一軒家が並んでいる。住宅の持ち主が年取って車の運転ができなくなっては、生活に困るだろう。そしてこれらのお家がセカンドハウスにできるくらいの財力のある人が、いったいどれほどいるのだろうかと考えてしまった。
海岸の草むらで初めて見たラヴェンダーの花、やっぱり温かいせいで満開になっていた。
長く伸びている砂浜と平行に松林の中の散歩道。黄色や白のブルームも花盛り。
砂地の下草にはこのガーベラかタンポポみたいな花が咲いている。葉はタンポポの葉に似ている。
野ばらかシスタスの小型版のような小さな灌木も白や黄色ピンクの花が咲いている。
一旦松林が切れた海岸の駐車場にはキャンパーがずらっと並んでいた。ここは無料の駐車場で、電気も水もないが、それでも困らない人たちはこんな駐車場で生活している。
はじめこのキャンパーの窓を見たとき、愛想の良いおじさんが笑っていると思い、横から見て初めてこれが写真だと気が付いて大笑い。近くに集まっていたオランダ人グループも一緒に笑っていた。
この日は風が強くて寒く、海岸を歩く人たちもほとんどが長袖、上着を着ている。
散歩道しるべ。
モンテゴードには海岸線がこの立派なブロードウォークになっていて、車いすの人も歩行器の人も歩き回れる。
モンテゴードの町はずれからは海岸の砂地を歩いた。波打ち際に鵜の死骸が打ち上げられていた。
昨年この海岸線を歩いた時、遠くに見えた街を、ヴィラ・リアルと思って疲れ切ってたどり着いた川渕で、街は対岸のスペインと気が付いて、どんなにがっくりしたことか。
今年はこの道を真っ直ぐ行けばすぐヴィラ・リアルにたどり着く。
道端のシーオニオン(Sea Onion)の花が満開。
この日は12kmの散策、砂地を歩くのは本当に疲れる。