Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

コロナ禍のイタリア旅行ーヴェルディハウスとオペラハウス。

2021-10-27 00:06:28 | コロナ禍のイタリア旅行2021

ミラノ2日目、昨夜はパトリックとジュードはパトリックの会社が予約した高級ホテルに泊まり、娘と私は2部屋のダブルベッドでゆっくり眠った・・・のは私だけ。

娘の部屋には暖房が入っていて暑いのにコントロールできない。それで夕方から庭の戸を全開して温度調節。ところがこの4階のアパートはルーフガーデンになっていて、夕方の風が涼しくなったころには蚊がわんさか入ってくるーーと言うのが翌朝判った。

娘の両腕は蚊に刺されてボロボロ、蚊のキーンと言う音がうるさくて眠れずとうとう耳栓をして寝た。10月末でも蚊に悩まされるなんて。

それで2日目の朝は娘がジュードを迎えに行き、私はヴェルディ・ハウスへ行くため別行動。

ヴェルディハウスはもう20年も前、オカリナを習っていた日本の従姉がこのヴェルディハウスでオカリナの合奏をしたという。ここはリタイアーした音楽家たちが住んでいる高級老人ホームなのだ。それでミラノへ行くなら、ヴェルディ・ハウスへ行ってらっしゃいと言われていた。

 

娘から言われたとおりに歩いて地下鉄の駅に着いたが、切符の買い方が判らない。

切符を買っていた若い女性にクレジットカードを出して買い方を教えてもらった。一日券で7ユーロ。San Babilaの駅から7つ目であっという間についた。

地上に上がってみると道路が6か所くらいに分かれるラウンドアバウトの一角、どこへ行っていいか判らなくて近くでお花を売っていたアラブ人らしい人に聞いた。この人イタリア語も英語も判らなそうな。知らんと言われ、横断歩道で止まっていたおじさんに聞いたら指さしたので大喜びで道を渡って行ったら、ここだよーと大声で指さす。このラウンドアバウトの真横の建物だと言われた。

 

 

ミュージシャンのリタイアメントホーム・ヴェルディ作 と書かれている。

 

玄関が開いていたので入ってみたが、受付では コービットのため閉まっています。と断られた。

ラウンドアバウトの真ん中の銅像はやっぱりヴェルディだった。イタリア人にとっては神様みたいな存在だった。

 

地下鉄で引き返しスカラ座の博物館へ行って見た。ここでもワクチン証明書提示を求められ、階段を上ってゆく。

ヴェルディの銅像。

 

マノンやウェルテルのオペラを書いたマスネの像。

 

 

かの有名なセビリアの理髪師を書いたロッシーニの像。

 

今日はオペラもバレーもない日で4階の個室から舞台や客席を写すことができた。

天井桟敷もあの上の舞台の横だと、本当に舞台の3分の1くらいしか見えない。ロンドンのオペラハウスで何回も見えないのを我慢して見たことか。

ロンドンもミラノもオペラハウスの中は大して変わらないと思った。

科学博物館のロケット。娘はジュードと歩いて科学博物館へ行き、3時間くらいゆっくり見て歩いた。私はオペラハウスの後地下鉄のチケットを利用して、科学博物館へ行き、彼女たちが出てくるまで、玄関内の椅子に座って待っていた。

あとですぐ近くに巨大なストリートマーケットが開かれているのを見て、残念待ってる間に見てまわれたら良かったのにと思った。

それでもマーケットでおいしい柿1㎏99セントで買ったのはラッキーだった。新鮮な魚がきらきら光っていて、ホテルにキッチンがあったならと残念に思った。

今日が最後の昼食だからと娘がやたらとオーダーして食べきれず、ピザ4分の2(2人分)とサラダを持ち帰りにしてもらった。お腹いっぱいで夕食はレストランに行かずサラダを食べて本を読んでいたが・・・・娘一家は最後の夕食、フルコースにワインも食前酒からあらゆるものを飲んだらしい。私の1か月分の食費位を一晩で使った。

 

コメント (3)
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