私とパトリックが帰国したあと、残った娘とジュードが訪れた Global Seed Vault (種子保存機関)2人の博士がここを管理しており、中には誰も入ることが出来ない。
ここは1984年ノルウエーの農産物の種を冷凍保存するために作られた場所で、過去の炭鉱跡を利用して、永久保存していてノルウエー遺伝子バンクが管理している。
2001年国際協定により、食料と農業に関する種子の遺伝子を保存するための機関として、カナダやグリーンランドにも設立された。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
6日目の朝まだ暗い9時、夜中に雪が降ったため外は真っ白になっていた。
ホテルの裏にまた新しいホテルを建設中らしい。早朝8時から仕事開始。
ホテル前の衣類とお土産の店。未だ開いていない。
裏山はきれいに雪化粧
飛行機は2時半発、バスが12時15分に迎えに来るから、みんなで初雪の中を歩き回った。
此の上の山は雪崩予防の為の作られた柵。
フィヨルドの向こうの山も完全に雪化粧。あと8日後にはマイナス10度になるとの予報。
此の街の2本のメインロードを外れると、寂しい道路になる。
12時15分バスは時間通りに来て、街を一廻りして、客を乗せたあと、
街から10KMの空港へ向かった。
SAS (スカンジナヴィア航空)は一日2便、空港のランウエーは一本だけ。
飛行機が飛び立って数分後、スヴォルバーの街が見えた。 娘に写真とメールを送りあなた達が歩いているところが見えたよ と書いたら、Really?(ほんとに?)と返事が来た。
早朝7時の便はオスロまで一直線に飛ぶが、午後2時半の便は北極圏内では一番大きな都市、トロムソに降りて2時間後にオスローに向かう。
此のトロムソは2013年の北欧キャンパー旅行のとき行ったことがあるが、特に忘れられないのが此の街の地下にはトンネルが縦横に走り、地下にラウンドアバウトがあること。これが見たくてトンネルの入口を探して右往左往して、人にきいたところ どこに行くのか と聞かれて いやーラウンドアバウトを見に と答えて変な人達と思われただろうと、二人で笑ったことが思い出された。
トロムソまでの乗客は空いていて、私は3人がけの椅子に一人で座っていたが、、ここからオスローまでは満席になった。
オスローで2時間のトランジットの飛行機が1時間遅れて、ヒースロー空港に着いたのは10時半過ぎ、荷物を引き取って空港を出たのは11時過ぎ、パトリックの会社の運転手が迎えに来ていて、我が家まで送ってくれた。家に付いたのが12時15分m、スヴォルバーのホテルから我が家まで12時間かかった。実際飛行時間は少ないけれどあちこちで待つ時間が多すぎ、夜中の2時半までかかって写真をダウンロードした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます