Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

一向に良くならないコロナ禍

2021-06-04 18:31:36 | 日記21

5月27日から英国は夏になった。それまで毎日雨が降り最高気温も15度前後最低気温は0度から5度くらい。毎日セーターと冬のコートが手放せなかった。それが1日で急変、湿度があまりないから半そで、ショーツで快適。

ワクチンも2回目が終わった人たちが成人の50パーセントに達し、1回目が終わった人たちトータルで75パーセントになっているという。

娘夫婦は6月半ばに2回目を受けるそうだが、今では20台の若者も受けているという。

不法入国者と言えども彼らが感染しないということはありえないので、英国で2か所、無料、国籍を問わずのワクチンセンターを作った。その一か所がロンドンのソーホー(中華街)だった。そこにはたくさんの中国人がワクチンを受けに来たとかで、中国人の不法入国者が多いのには驚かされる。

4月初めころから一日の感染者が2000人前後で、それまで4000-5000人だったのが半数になった。ところが2000人以下に絶対ならない。もう2か月も2000人台を上下していたのに5月末から一日の感染者が3000人を超え、昨日は5274人になってしまった。

これにはインドの変性ウイルスが蔓延しだしたからと言われる。それでも毎日の死者は20人以下、これはワクチンをうっていても感染した人たちが,抗体ができているため軽症で死に至らなかったためと言われている。

インドは過去英国の植民地だった関係で、インド人が非常に多い。彼らはインドのコロナ蔓延、死者の急増に対し、お見舞いや葬儀など英国との往復が多い。そんな人たちが感染していたらどうなるか?

政府は今第3次ロックダウンを危惧している。5月上旬からロックダウンが緩んできたせいで、外国へホリディに行く人たちが多くなった。EU 諸国は英国からの入国者をブロックしようとしている。

一時はポルトガルもゴーサインがでて英国旅行者を受け入れていたが、来週火曜日以降に帰国した人たちは政府指定のホテルで11泊1750ポンドの自己負担金で監禁される。今ポルトガルの太陽を楽しんでいる英国人はパニックに陥っているという。

 

 

これは二日前のブライトンの海岸。急激な夏の訪れと学校の中間休暇のため水曜日だというのにこの人出。私たちもその中の一部だから文句は言えない。

5月17日から戸外での30人までのイヴェントは許されているから、孫の誕生日パーティも我が庭ですることに。トイレは家の中に入らないよう、キャンパーのトイレを使ってもらうことにした。

もうこれ以上はロックダウンごめんだね。

 

 


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2 コメント

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Mrs (玲子H)
2021-06-08 08:06:22
旅人様、こんばんは、
もうファイザーのワクチンうたれましたね。少しは安心ですね。それにしてもロックダウンが少しづつ緩和してくるとすぐに感染者急増、今日6月8日の死者は1人です。ワクチンのおかげですね。
外国旅行はとっても無理ですね。国内でもこれだけ増えてくると恐ろしくて出歩けません。
お互い必要時以外は出歩かないほうが賢明です。
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Unknown (旅人)
2021-06-06 14:43:04
玲子様。

フランスも一日の新規感染者の数は減っているのに、デルタ株感染者の数は増えています。インドやイギリスと何らかの関係があった感染者が多いですが、感染経路不明の人も出てきていて、トンネルの出口が見えるようになるまでには、まだ時間がかかりそうですね。

ただ、ファイザーのワクチンの2回目の接種を終えた人はリスクが減るとか。私は明日が2回目の接種なので少しは安心出来そうですが、ご近所の20代のお子さんまでワクチン接種の予約をされたと聞いて、フランス人もやっと対コロナの行動に出てきたかと嬉しいニュースもあります。

海外旅行に出かけたい思いもありますが、現地で陽性結果が出たり急な国境閉鎖やロックダウンなど色んな不都合の可能性を考えると暫くは国内でうろうろしている方が良いかと今は我慢の毎日です。

それにしても、次々と現れる変異株、新規感染者数のヨーヨー現象がいつまで続くのか。人類対ウイルスの戦いですが、コロナは本当に手強い対戦相手だと痛感します。
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