もう4月も半ば過ぎ、裏庭のクッキングアップルが満開になった。このリンゴの木はこの家を買った30年前には巨大な木になっていて毎年たくさんの実がなる。半分以上も落ちてたい肥にしてしまうが、隣近所に上げてよろこばれる。クッキングアップルは、熱を加えると溶けてしまうが、そのままでは酸っぱいので、砂糖を大量に入れてアップルパイなどに使う。
此の木は無人駅のリンゴの大木で実も普通サイズのおいしい赤い実がたくさんなる。リンゴのピンクの花は桜とはまた違い風情がある。
さて4月19日、今年2月初めに予約したロンドン一番高い展望台のホライゾン22に行く日。3人で予約していたので、友達とまだ学校が休みの孫のジュードと行った。
此の20年ほどの間にロンドンのシティと呼ばれる中心地域に高層建築が雨後の筍のように建った。
此のホライゾン22は建物の高さではシャードに及ばないが、展望台の高さがシャードよりも高く、おまけに無料だから、2月に予約しても今まで待つくらいポピュラーになった。
このビルの近くには昔からのレーデンホールマーケットがありここは観光地の一部になっている。
ロイズ保険会社の奇抜なビルディング。
90年代に作られたガ―キンスとあだ名された当時では一番目を引いた建物。その前には古い教会が建っている。
予約は11時だったが15分前に着くとすぐ入場可でバッグの検査後、エレベーターであっという間に58階に到着。
今日も余り天気が良くなくいつでも降りそうな雨雲のもと、セントポールがちゃちに見えた。
テームズ川の一番手前に見えるのが2000年を記念して作られた、歩道橋のミレニアムブリッジ、
その後ろが橋の上がプラットフォームになっているブラックフライアーの鉄橋。
ロンドンで一番高いシャードの展望台は有料。その下は英国鉄道の線路があんなに広がっていたのか。
シャードの下のロンドンブリッジ駅からテームズ川に架かっている橋はロンドンブリッジ。昔此のロンドンブリッジを新しく作り変えるときに、昔からの古い橋を売りに出した。アメリカ人がかの有名な跳ね橋のタワーブリッジと間違って買ってしまい、今ではどこかの砂漠に架かっているそうな。
6か所からの道路が中心に向かって集まっているところがバンク、この道路の真下にはバンクの地下鉄が通っている。
そしてこのバンクの名前もここ英国銀行(Bank of England)の四角い建物からで、ここの地下金庫には金の延べ棒がぎっしり積み込まれている。ここには博物館があって、毎日無料でオープンしているのでロンドンへ来たらぜひ行ってみてほしい。一度オープンディに行ってみた。金の延べ棒を片手で持ちあげられるかと触らしてくれる。
タイルの敷かれた広場のある建物はギルドホール。昔はギルド制で発達した英国の経済、生産社会の中心だったところ。
私が定年退職まで働いていたビルディング(青色で囲った)はセントポールから100メーターも離れていない立派な建物で昔は郵政省の建物を日系の会社が買い取り、外観6階の建物内を9階に改装してあった。この日系の会社はよそに移り今現在はどうなっているのか知らない。
世界で一番知られた橋、タワーブリッジ。
タワーブリッジのふもとに有名なロンドン塔、Tower of Londonという。
テームズ川が極端にうねって突き出たところが昔は帆船が外国からの荷物を運んできたドックランド、
60年代以降見捨てられていたこのドック(船着き場)はサッチャー元首相の提唱で近代オフィスとフラットに激変した。
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