昨年1月、ロンドン市長の名前でパンフレットがおくられてきた。
地球温暖化を少しでも遅らせるための一つとして、グリーンエネルギーのおすすめ。
私も以前からソーラパネルを取り付けたいと思っていたから、此の提案に乗った。
昨年4月、ロンドン各区で業者のセリが行われ、ブロムリーカウンシルではGreen Enegy Together(GET) という会社が選ばれた。それで4月にデポジットとして150ポンドを支払い、この会社からの連絡を待った。
8月にこのGETから若いエンジニアがやってきて、我が家の屋根のサイズや天井裏から電気のメータまで調べて、9月には連絡が来るでしょうという話だった。
実際9月に電話で予総額5,464ポンド( 約87万円)のうちのイニシャルペイメントとして1、382ポンド(約22万円)をはらってくれとのことで、クレジットカードで支払った。
それ以来毎月仕事開始の日を連絡してくるが、近くになるとキャンセルされ、今年1月にはパネル8枚とコネクションの部品2箱を送ってきた。そして車2台が停まれる場所を確保するよう指示が入り、トヨタの小型車は娘の家の駐車場に3か月も預けっぱなし。1月2月3月とトータルで7回もキャンセルされて、怒り心頭!!!
そしてちょうど1年の4月になんと・・・・!!! この会社は破産してしまった!!!
ブロムリーカウンシルでは、イニシャルペイメントのお金はクレジットカードの場合はクレジットの会社が払い戻してくれるというので、連絡した。あちこちたらいまわしに電話をまわされて、1時間もお話し中、それでもじっと我慢でやっと繋がって、話してみると、今まで話していた客も同じ条件でクレームしてきたという。
だから金額だけ聞いて、10分後には私の口座に返金された。ほんとにヤレヤレ。
つぶれた会社に用はなく、それでもパネルをつけてもらいたくてブロムリーのカウンシルが次に指定してきたSolar Bureau という会社に予約した。
6月初めSolar Bureauからエンジニアが来て、屋根の面積から天井裏まで調べて、パネル12枚だという。その後に見積もり金額は1万2千ポンド(約190万円)近くと連絡してきた。
GET の2倍の金額ではちょっと引いてしまい、娘に相談したところ、彼女の友達の御主人がソーラパネルの会社で働いているから、此の見積もりをしらべてもらう。
するとすぐ翌日、そのご主人という若い人がやってきて、またあちこち調べて、見積金額を出してきた。12枚のパネルには指定されたバッテリーは小さすぎるから、8枚のパネルと同サイズのバッテリーで9、397ポンド(約150万円) すぐにこの会社に請け負ってもらうことにして、話はどんどん進み7月13日には足場を設置すべくトラックがやってきた。
そして7月17、18日の2日でほとんど取り付けられて、20日にはバッテリーが始動して、機械の説明を受けてもう天にも上る気持ち。
ロンドン市長の手紙から1年7か月 !!!! どんなにイライラ、カッカしたことだろう。やっとグリーンエネルギーを手に入れた。少しでもこの大変な世の中に役に立ってくれれば幸せ。
ソーラーパネルの工事が終わって本当に良かったですね。おめでとうございます。我が家のシステム·キッチンの引き出しの改良工事も1年半待たされました。電話やメールでは埒が明かず、直接店にも2回行きました。
電話しようがメールを送ろうが、うんともすんともで、ストレスMaxi。フランスでは、業者ばかりでは無く役所や公共サービスもかなり酷く、私も最近酷い目に会ったばかりです。
我が家の主人もソーラーパネルを取り付けたいと盛んに言っていますが、我が家の地熱暖房の業者は留守電に修理依頼のメッセージを残しても連絡無し、雨水処理システムの会社は倒産。問題が起こると解決策を見つけるのは私の役目なので、ソーラーパネルの取り付けに関しては私が乗り気では無く、未だ夫婦喧嘩の段階です(笑)。