希望屋 ~ren_ka ci=set~

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今日のかいものざっき

2008年02月20日 20時05分36秒 | ▼マンガ・本

市民税申告書が届いたren.です。
自分でも今年の収入を合計するのが恐ろしい(w
まあ、申告書自体は、5箇所くらいしか書き込むところがありません。


今日は、ここ数日で買った本でも。

 ■ 「アオイホノオ 1巻」 島本和彦/サンデーコミックスSP

帯が捨てられない本。

私は同郷のよしみもありますが、「炎の転校生」以来、彼の漫画が大好きでした。
馬鹿馬鹿しいのに、説得力なんて皆無なのに、その熱量に人生を納得させられてしまうような、いわゆる"島本語録"には、ずいぶんと励まされてきたものです。

しかし、「アニメ店長」「吼えよペン」辺りから私の好きな島本ではなくなってしまった。
自分が生粋のマニア(当時はオタクという言葉もありませんでした)なのに、それを表に出すのは恥ずかしがり、しかし押さえ切れずにネタにしてしまう「仮面ライダー」や「ウルトラセブン」、「日高のり子」に「セイントフォー」。
……といった、隠れ(切れていない)マニアな漫画家としての島本が好きだったのに、この辺りからは止め処もなくオタク文化をネタとし始めてしまいました。

……というわけで、吼えペン12巻辺りから買うこともなくなってしまった作家でした。

しかし、この作品は書評でみて「帰ってきた」ことを確信しました。
実際には、より一層オタクネタだらけなのですが、そこには鬱屈した否定が含まれている。
これです、このねじくれたマニアの心情が、島本の本質です!(失礼だなw
それに、この作品の中の時代を生きた経験があるものとしては、郷愁ともいえる共感ももてますしね。

自分の青さを自虐ネタに出来るということは、今は島本も充実しているんだなぁ。


 ■ 「ADVANCED OF Z Vol.1」 メディアワークス

「Zガンダム」の外伝的スピンオフ作品。

ガンダム・センチネル」が大好きな私としては、「電撃ホビー」誌で始まったこの企画は、とても魅力的に映りました。
プラモデルを利用した実写特撮的なビジュアルや、物語のために用意されたカスタムMS達。
まさに"CG時代のセンチネル"

恐らく、雑誌の特集が終われば連載を収録した大型本が出る……と、雑誌は立ち読みで済ませていたら、やがて企画はごらんのとおり別冊ムックへと移行。
かれこれ企画は5年をまたにかけ、気づけば最近、ムックの第6号が出てしまいました……。

まあ、そんなわけで、今回、古本屋で200円で見つけてしまったVol.1。
これは、私の敗北でしょうか(w


 ■ 「MS IGLOO 第603技術試験中隊 中間報告書」 エンターブレイン 

表紙は銀のアルミ箔押し。

「機動戦士ガンダム」は様々な楽しみ方が出来る作品です。
私の周囲にはMSというロボットしか目に入らない者もいれば、キャラクターの確執やつむがれる歴史を読み解くのが好きな者がいます。
そして、私のように仮想戦記的なミリタリードラマとして楽しむ者もいます。

この「MS IGLOO」というCGアニメ作品は、ガンダム世界ならではの奇想兵器が生まれ、消えていく物語です。
MSというトンデモ兵器が当然のように存在するガンダム世界では、超巨大浮き砲台や、超ド級戦車型MA、大気圏再突入する水中用MS、少年兵の乗るドラム缶兵器……なんていうものじゃなければ、目立てません(w

この本では第1期シリーズの「MS IGLOO 1年戦争秘録」の3エピソードをカバー。
提出されたレポートの体裁をとり、各奇想兵器の活躍から終焉までをまとめています。
これも200円で手に入りました、ラッキー。


以外に知られていない「MS IGLOO」。
生粋のジオン軍人気質の人、これこれを観て心をよさぶられた人、暑苦しい親父にこそ萌える人、「COMBAT!」や小林源文作品のような戦場の無慈悲なドラマが好きな人にはお勧めな作品です。ぜひ。
逆に、連邦好きな方には、連邦兵はチンピラしか出てきませんのでご注意を(w

徹底的にSF的なリアルを追求したガンダムが観られますよ。
そして、とにかく美しい。
個人的には、真空でおぼれる陸ザク(上の動画でも観られます)に感動しました。


そういえば、小林源文のガンダムといえば、DCの「コロニーの落ちた地で」。
ディスク裏パッケージの源文ガンダムは、ぜひ、長いのを読んでみたい。
久々に遊びたくなったなぁ。

コメント
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