今日の札幌は一日雨。
どうも、ren.です。
ロンドン五輪閉会式を観ていましたが、一番盛り上がったのは、リオ五輪の招致セレモニーだった気がする。
では、先週のキャンプツーリングをまとめていきましょう。
★ '12 キャンプツーリング 1日目 (札幌~美瑛~層雲峡)
(地図引用 MapFan Web)
1日目の行程はこちら。
札幌から芦別経由で美瑛を見物し、旭川の脇を通過して層雲峡へ。
札幌を出発したのは朝5時半。
微妙に雨を感じるスタートで、走り出すと弱い降りに。
一応、途中のコンビニで雨具を着ましたが、札幌を出て当別の辺りに来ると止みました。
これから進む北側の雨雲が切れて、日が射してきました。
しかし、気温がなかなか上がりません。
明るくも重たい雲の下、芦別に到着。
芦別の道の駅からは、レジャーランドだった旧「北の都 芦別」が望めます。
現在は「ライフステージホテル天都」という名前で営業されています。
国道沿いにあるのは、「悲別ロマン座」。
現在は舞台化されている、倉本聰さんのドラマ「昨日、悲別で」(昭和56年、天宮良主演)の舞台となりました。
もともとは炭鉱の慰安施設で、名は上歌砿会館といいました。
倉本さんによる、悲別の歌の一節。
時間はちょっと戻って、道の駅の手前。
赤平の平岸にて。
平班橋(へいぱんばし)。
昔は釣り橋だった、歴史のある場所です。
JR平岸駅で、除雪車両のHTR-400形が停車しているのを発見。
保線作業だったのかな。
さて、芦別を過ぎて国道を進むと、富良野へとたどり着きます。
計画では富良野市街をパスする横道にそれる予定でした。
そこに、「至 美瑛」という看板を発見し、うっかり道をそれたのが運の尽き……。
まずは地図をご覧ください。
(地図引用 MapFan Web)
本来のルートが緑。
そして、私が迷い込んでしまったのが、赤い線の書き込みです。
それは、道道70号線・芦別美瑛線。
いわゆる「獰道(どうどう、酷道の北海道版)」と呼ばれるような道だったのです。
ひたすら続く砂利道。
この写真を撮れたのは、まだおとなしい路面で、ほとんどの場所はブレーキを掛けたらスリップ転倒必至。
動画があったので引用。
▼ 北海道道70号芦別美瑛線を走ってみた
巻き上がる砂煙をみれば、路面がどんなものかわかるでしょう。
改めてマップルの当該道路をみると……
ダート10.5km 芦別側は深ジャリ 乾燥時は砂埃で真っ白に!
……と注意書きがありましたorz
とにかく、転倒、パンク、荷崩れのどれが起きてもアウト。
胆を冷やしつつ、戻ることも出来ずに、険しい山道をゆっくり走り抜けました。
記述どおり、石灰のようなすなで真っ白になりつつ、30分後。
美瑛側に到着。
ようやく国道237号に戻ると、なんと、ちょうどそこは、かんのファームの目の前。
到着時間は、ほぼ午前10時。
……まあ、確かに早道にはなった(w
しばし、花畑を眺めつつ休憩し、気持ちも新たにして、美瑛の丘見物へ。
まずは近くにある、ジェットコースターの道。
ライダーに人気のある、写真でも有名な道です。
50ccだと上りがきつくて、2速で「ガタンゴトン」と上っていく様は、まさにジェットコースターといわざるを得ない(w
かんのファームの東側の丘陵地帯へ。
四季彩の丘付近。
起伏のある丘に、きれいに植え分けられ、刈り取られた畑の模様は、まさにパッチワーク。
新栄の丘。
牧草ロールの顔がお出迎え。
……おや、何か貼ってある。
ふぅん。
新栄の丘の反対側。
まるで油絵の田舎画のようですよねぇ。
三愛の丘付近。
東側の雲はなかなか晴れず、十勝連峰を望むことはできませんでした。
美瑛市街を通過し、今度は西側の丘へ。
西側はかなり青空が見えてきて、雲にもコントラストがついて、とてもきれいに。
この辺は広い草原や畑の中に、ポツンポツンと樹が残り、特有の風景をつくっています。
マイルドセブンの丘付近。
親子の木。
セブンスターの木。
ケンとメリーの木、と旭川空港へのアプローチ中の旅客機。
以前、「美瑛みたいな風景は、北海道中にある」といったこともありますが、やはり訂正。
どこをどう切り取っても画になる
ここは、北海道の畑の風景の中でも、ひと味もふた味も違います。
改めて、道外ライダーさん達が、ここを目指す気持ちがわかった気がします。
さて、途中ですが、1日目の続きは、また明日。