ぐへぇ、今日も暑くて干からびているren.です。
以前のブラウン管モニターよりましだけど、PCの前が一番暑い。
集中切れちゃうなぁ。
● 「あかねこの悪魔 5巻」 竹本泉/ビームコミックス
前巻で明らかとなった、「茜子たちの世界も"つじつまのあった本の世界"ではないか」という疑問。
結局「そういうこともありえるね」という結論に(w
そして、新たに明らかになったのは、本の中にある変な石像について。
「茜子たちが"おかしなもの”として認識していることが、入る本の中に影響している」ということ。
聖林檎楽園学園はもちろん、竹本世界には当たり前に"変なもの"として存在している変な石像ですが、思い返してみると変と思うかどうかは半々くらいかもしれない。
となると、上位世界でも変な石像が"変"と認識されているのならば、茜子たちが入る本の世界の住人の中にも、同様に感じている登場人物がいるのかもしれませんね。
そして、またその本の中に存在する本の中で、変な石像から紙魚を狩るつじつまの悪魔がいる可能性も。
いずれ、茜子たちがそうした下位世界のつじつまと出会う日が来るかもしれません。
あとがきで、竹本さんが「文庫目録を読むのが面白い」という話をしています。
私も小遣いの少なかった学生時代には、よく文庫目録を読んでいました。
世の中、いろいろな本があるというのを知ったのも、その経験からかもしれません。
そういえば昔は、富士見書房には、「富士見ロマン文庫」という官能小説や好色小説のレーベルがあってなぁ。
まだ「富士見ファンタジア文庫」の出版数が少ない頃は、そちらのほうが数も多かった。
目録の3行ほどのあらすじに、胸を躍らせたものだ(w