暴風に苛まれている北海道から、ren.です。
自衛隊のスクランブルかと思ったら、風の音だったという(w
昨夜、偶然「GAME SIDE」の公式サイトを覗いたら、当日付けでこちらの告知が。
またか(w
何度目の休刊だったっけ。
いやま、「シューティングゲームサイド」の最新号が延期になった段階で、そんな気はしていたけれど。
今度は復刊できるかしら。
では、今日は友人に製作を頼まれたこちらを。
★ nanoblock 海賊船
モデル名どおり海賊船をモチーフにしたガリオン船モデル。
あくまでブロックモデルとしてディフォルメされたものなので、「こんな帆船の構造はありえねー」といわれても、カワダも多分困る(w
難易度は5。
ブロック数も個人的には今までで最大の780pcs。
製作にも2時間以上の145分かかりました。
ただ、時間がかかり、マストなどの一部がもろい構造であるくらいで、そこまで難しい組み方もありませんでした。
注意点は茶色系のブロックが多いため、組み立て説明書上で勘違いしないようにすることくらいでしょうか。
組んでいて面白かったのは、バウスプリットの斜め固定の方法と、船体内の骨組みが固定されていないことかな。
密度が高いので完成するとなかなかの重厚さです。
船底には支持があるので、ディスプレイとしてもしっかりとしています。
ただ、移動させるときは慎重に持たないと、マストや旗の支柱が曲がったり取れたりします。
メインスルのどくろマークがかわいらしい(w
帆船模型でも再現の難しい帆を、ブロックでよくディフォルメしてありますね。
見張り台をはさんで小さなトップスルもあります。
甲板上には格子蓋らしき部分があったり、黄色系ブロックの宝物が散らばっています。
各部の甲板の高さごとに階段があったりするのも細かい配慮ですね。
裏側。
メインマストの根元には手動式排水ポンプらしきものも。
縄梯子状の支柱線であるシュラウドの組み方が面白いですね。
ここのところはメインマストとともに組み立てていくので、ラットラインのバランスは慎重に取りましょう。
組み終わってから修正するのは面倒くさかったです(w
側面には大砲口が。
三対セットのフォーク状にした大砲を、内部で横向きに立体組みされています。
時代的に銀の大砲にみえるグレーではなく、鋳鉄的な黒かダークグレーにしたほうがいいかもしれません。
目立たなくなるけど(w
黒と赤に塗り分けられた船体もかっこいいですね。
カラーリング的に、カリブの黒ヒゲことエドワード・ティーチの乗艦"アン女王の復讐号"がモチーフなのかな。
甲板やキャビンとの素材・塗料の差も感じさせています。
前方の甲板上には艦上砲が左右1門ずつ。
これは黒なんだよね(w
ボールジョイント凹に円柱ブロックをはめたものが、片浮きで取り付けられています。
前方の三角の帆、ジブはフォアマストと甲板の2箇所で固定。
まるでバウスプリットに向けてロープが張られているように錯覚させるのが素晴らしい。
このアングルでも、船首の大砲が確認できます。
船首像は、見様によって猛禽にも女神にも見えますね。
左側には錨が下げられています。
そういえば、数年前に"アン女王の復讐号"の錨が引き上げられてましたね。
キャビン。
クリアイエローの1ポチ角柱を6つ組み合わせることで、窓枠や骨を見事に表現。
船長室や応接室があるだけに、様々な衣装が凝らされているのが感じられます。
屋根に当たる甲板部の飾りやランプも確認できますね。
舵はこのモデルで唯一の可動箇所です。
まあ、曲げたところで大して面白くないけれど(w
ただ、船体と干渉しないように作られているので、一度くらい動かしてみましょう。
キャビン上部の甲板には舵輪があります。
これは逆丁字に組んだパーツの先に舵輪となる4ポチ円形ブロックが付いており、根元がキャビン内で立体組みされています。
残念ながら舵との連動はしていませんし、そもそも回転しません(w
ディスプレイ作品としては王道の帆船モデルだけに飾るにはもってこい。
ただ、現行ではリアルホビーシリーズの大きさのものを飾る専用ケージは販売されていないので、埃がかぶらない場所を自分で作るしかありませんね。
なぜなら、マストがもろいだけに、掃除しずらいので(w