どうも、ren.です。
今日は
ありがとう、毛利名人!
● 「キノの旅 19」 時雨沢恵一/電撃文庫
今月10日に出てたんですね。
先日、出かけた際に買い求めて、遅ればせながら読了。
付録なのか、黒星さんの画集の広告なのか、表紙のポストカードが封入されていました。
ちなみに、絵に大量に描かれている鳥は、日本においては夏鳥である美声の鳥、オオルリ。
そして、全部オス(メスは地味な灰色)……何かを暗喩しているのでしょうか(w
なお、この絵と対になるものが綴じ込みに描かれています。
それにしても、相変わらずキノのイメージはばらつきがありますね。
最近だと、ティーのほうが初めの頃のキノに似てきている。
まあ、1巻表紙なんかは、すでに別人ですわな。
でも、あのキノに目を惹かれて表紙買いした私としては、ちょっとさびしくもあります。
さて、20巻を直前にして15周年。
ということで、あとがきもスペシャルバージョン……って、これはただの書き下ろしショート・ショートだぁっ!(w
恒例ではありますが、カバー折り返しの著者近影コメントが、いつものあとがき代わりでしょうか。
本編では、今巻はおとなしめの内容が多いですね。
風刺めいて毒づいたものはない……かな?
バイオレンスな話も特にありません。
いやま、普通に白骨死体とか出てくるけどね。
シズ組の話は、すっかりティーが主人公になってますね。
ただ、「入った国でティーが爆破事件を起こしたのが事件解決に繋がる」というワンパターンに陥っている気もしますが、まあ、それだけにあとがきで笑えるのかもしれません。
つか、老いた姿はシズより陸のほうがひどいと思うぞ。
フォトの話では……今回、ソウが走ってねぇ!(w
個人的に今巻で好きなのは「撃ちまくれる国」かな。
ラストシーンについて、某所で「実は5人の男はキノに一目惚れしちゃったんじゃないか」という書き込みを見て、目からうろこが落ちましたね。
なるほどなぁ。
つか、キノが5人をのした技って、ガン=カタというかクラリック戦闘術だよね。