キノの旅 19

2015年10月29日 20時15分46秒 | ▼マンガ・本

どうも、ren.です。
今日は

ありがとう、毛利名人!

● 「キノの旅 19」 時雨沢恵一/電撃文庫
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/71/35a34cf31b3e89c4c4fbe0ceb8a85c9a.jpg?random=887eebb2c471eaa126eb90b4935e68c4

今月10日に出てたんですね。
先日、出かけた際に買い求めて、遅ればせながら読了。

付録なのか、黒星さんの画集の広告なのか、表紙のポストカードが封入されていました。
ちなみに、絵に大量に描かれている鳥は、日本においては夏鳥である美声の鳥、オオルリ。
そして、全部オス(メスは地味な灰色)……何かを暗喩しているのでしょうか(w
なお、この絵と対になるものが綴じ込みに描かれています。

それにしても、相変わらずキノのイメージはばらつきがありますね。
最近だと、ティーのほうが初めの頃のキノに似てきている。
まあ、1巻表紙なんかは、すでに別人ですわな。
でも、あのキノに目を惹かれて表紙買いした私としては、ちょっとさびしくもあります。

さて、20巻を直前にして15周年。
ということで、あとがきもスペシャルバージョン……って、これはただの書き下ろしショート・ショートだぁっ!(w
恒例ではありますが、カバー折り返しの著者近影コメントが、いつものあとがき代わりでしょうか。

本編では、今巻はおとなしめの内容が多いですね。
風刺めいて毒づいたものはない……かな?
バイオレンスな話も特にありません。
いやま、普通に白骨死体とか出てくるけどね。

シズ組の話は、すっかりティーが主人公になってますね。
ただ、「入った国でティーが爆破事件を起こしたのが事件解決に繋がる」というワンパターンに陥っている気もしますが、まあ、それだけにあとがきで笑えるのかもしれません。
つか、老いた姿はシズより陸のほうがひどいと思うぞ。

フォトの話では……今回、ソウが走ってねぇ!(w

個人的に今巻で好きなのは「撃ちまくれる国」かな。
ラストシーンについて、某所で「実は5人の男はキノに一目惚れしちゃったんじゃないか」という書き込みを見て、目からうろこが落ちましたね。
なるほどなぁ。
つか、キノが5人をのした技って、ガン=カタというかクラリック戦闘術だよね。

コメント
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