希望屋 ~ren_ka ci=set~

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おばけ道 1巻

2017年02月21日 20時32分49秒 | └小野寺浩二

地吹雪がひどい札幌から、ren.です。
目の前の視界は一瞬なくなるのに、遠くの山はよく見えるという不思議。

● 「おばけ道」 小野寺浩二/YKコミックス
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/93/9427ef58d61f6e1f402de499e89d6343.jpg?random=161cbefd45f458b65ac58d8f9496df4c

前作「ソレミテ」の続編。
帯の文言を借りれば"0(レイ)感からの心霊トレーニング"。
闇雲に幽霊やお化けを見に行くのではなく、まず自分たちの霊感の感度を上げようと、小野寺さんと石黒Pが、色々な体験をしていくというレポート漫画。

表紙でも分かるように、今回は二人とも絵柄が3.5頭身のディフォルメキャラに。
なんか、妙にショタショタしくてかわいらしい。特に石黒P。
……と思っていると、唐突に本人の実写写真が挿入されるトラップ(w
まあ、これも今までなかったことですね。

あと、気になるのは小野寺さんの台詞が全て吹き出し無しのト書きのみであること。
会話シーンでもそういう書き方なので、これはわざとなんだろうけれど、どういう意図なんだろうか。

冒頭から何度か登場するESPカード。
懐かしいなぁ。私も学生時代に自作で遊んだわ(w
少年画報社のパーティーで、他の漫画家に遊んでもらうシーンでは、大河超能力アクション「超人ロック」の作者である聖悠紀さんが登場。
しかし、芳しくない結果に"作品の神秘性に影響する"と編集者ストップがかかるオチ。
本人たちも、成績を上げるべく高尾山の1日修行体験に参加したりするも、パッとせず。

まあ、パッとしないのは、その後のお約束ですけれど。

テレパシー、催眠術、ダウジング、宇宙マッサージ(気功)、占い、挙句にバンジージャンプまで体当たりで体験していますが、併せて行ったオカルト紀行での結果はボウズ。

ただ、宇宙マッサージの際につぶやかれている"あの時の俺はloveに満ちていた おばけへの道はそのLOVEの先にあるのかもしれない"という件は、なにか真理を突いているような気がしましたよ。

コメント
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