どうも、ren.です。
気温は低いものの湿度が高く、なんとなくじめっと蒸す一日。
いきなり家電がぶっ壊れてバタバタして、余計に汗だく。
★ nanoblock アワードセレクション 魔法の絨毯
2016年の"Under 200pcs"部門、準グランプリ受賞作品の製品化。
製作者はヤマさん。
「千夜一夜物語」やアニメ「アラジン」で有名な、空飛ぶ魔法の絨毯。
多くの人は元の話を知らなくても、このアイテムだけはどこかしこかで知っていることでしょう。
難易度は3。製作時間は20分ジャストでした。
絨毯部分とアラジン、そしてスタンドで構成されています。
絨毯に仕込まれた2箇所の90度変更ブロックのポチに、アラジンの足裏を固定するわけですが、ちょっとここが難しめか。
力の入れ具合で壊れたり、絨毯のしなり具合によつては、うまくはまらない場合があります。
まあ、イライラしなければ大丈夫。
でも、この仕組みは色々と応用が聞くので勉強になりますね。
やはり、この作品で特筆すべきは絨毯の美しさ。
地味に、フチのカドにある部分でスピード感を感じさせているのもニクい。
関節組みを市松模様に繰り返して、柔らかい布の表現にしています。
でも、繰り返し作業なので、数を間違えたりしがちなので注意。
面取りブロックと円柱ブロック、そして普通のブロックによってできる隙間や影が、絨毯の模様にすら見えます。
多分、ほとんどの人は、とりあえず組み終わったらグネグネさせてみるでしょう(w
ターバンがイカしたアラジンさん。
ここはフラットブロックでポチを隠していることで、ブロック同士の線が巻きつけた布の表現になっているんですね。
かなり簡素化された魔法のランプ。
少ないブロックでしっかりと形が分かりますが、もう一工夫できそうな余地を残しているのは、製品としての隙なのでしょうか。
ちょっと心配になったのは、このスタンド部分。
強度自体は問題ないのですが、組むときに力の入れ加減でスタンドや作品本体を弾け飛びがち。
ボールジョイントを噛み合わせるときは、持つ部分に気をつけましょう。