テレビミルド物語 190328

2019年03月28日 21時38分38秒 | ▼映像作品・番組

どうも、ren.です。
今年は雪解けが早い……と思っていたのに、それほど雪が消えず、去年ならすでに終えていたタイヤ交換も行なえずにいます。

昨夜までの番組四方山。

「コトブキ」、大規模戦……も、いまいち盛り上がらんな。
どうも、終盤の展開が急展開過ぎる割に、キャラクターへの共感が上がらなかったのが原因かなぁ。
ついに登場の震電も、悪役ポジションでは活躍を応援もできん。

そして、戦闘に"命のやり取り感"が、まったく感じられないのが緊張感を削ぐ。
敵機は被弾一発で墜ち(当たり前なんだけど)、ネームドキャラは脱出か不時着するだけ。
ゲームかよ……と思うけど、そういえばゲームだった(w

世界観も西部劇や異世界SFが意味を成しているようにもみえず、ならばいっそのこと"戦闘機道"で済ませればよかったのに。
そうすれば死ななくても、敗北にも意味があさたはず。
"戦車道"と"特殊カーボン"というパワーワードだけでありえない世界観を納得させられたところが、「ガルパン」の優秀だったところなんだよな。


一方、世界観の説明をせず、視聴者に探させるという手段をとったのがこちら。

「ケムリクサ」、最終回もBSと地上波で2回連続視聴。
なんと本編CM抜きの構成。

 りんとわかばを いつまでも忘れないでね。
                 (分かる人だけ分かるネタ)

正直……1回目に観たときは「あれ?普通?」と面食らいました。
まあ、王道展開は上等でしたが、11話までが意外性の塊だったので。

しかし、続けて2回目の視聴で気づいた。
その"普通""王道"こそが、最大の意外性だったことに。

特に後詰組について顕著。
絶対に誰もが"りつ・りなが死んでシロが残る"か”シロが身を呈してりつ・りなを守る"の2パターンの可能性の高さを考えていたはず。なのに

りつ、みどりちゃんを切り離し、姉妹最強の片翼復活の変なファイティングポーズ
りな、ももちゃんを切り離したため、りなむに全員統合
シロ、白いヌシの姿に単独変形

とか、さすがに想像してなかったよね(w
そりゃあ、全員生き残るわな

裏三姉妹も、ピンチに絶対に再登場するとは思っていたものの、予想以上の活躍。

りく、きいろを足場に駆け(滑り)上がり、雷神・風神攻撃で、仏滅鉄球ハンド破壊
りょく、「み て た よ」、レンズ効果で回避&攻撃でヌシビームハンド破壊
りょう、シミュレーションどおりの捌き、開眼!パイプ一閃で蝕腕と赤壁破壊

みんな、強過ぎる(w

わかばも先週の引きから、無事は可能性のひとつとしてあったけれど、まさか、触手にみどりごと身体を貫かせて、その治癒力で相殺するとか、力技過ぎて笑いすら出た(w
みどりロープを捨てていないのは各所で見て取れましたが、まさかそれが最後の回復手段になるとは思ってもみなかった。

わかばがワカバのようにりんを青壁で分断したときに、記憶の葉がりんに見せた、りりの最期。
記憶の葉にロックをかけたのも、だいだいメモを書き換えたのも、りり本人だったわけか。

わかばとの再会が無理であり、自分の努力が無駄であったと(少なくともそのときは)考え、分割される自分の分身に対し「好きに・・・」と言い遺し……

この言葉が、最後のりんの「好きだ(キラキラ)」に繋がるわけですねぇ。

思い返せば、りんや姉妹がわかばにかける言葉は、全てりりの影響を受けていたわけだ。
ギャグセンテンスのようだった「寝ろっ」ですら、そうだったんだものなぁ。

他にも、りんのラストバトルとか、船の外の世界についてとか、りつの語尾のこととか、影絵に隠されたりりとワカバの再会とか、他にも色々なことを語りたくなる最終回でしたよ。
「けもフレ(1期)」の最終回は何度も涙がこぼれましたが、「ケムリクサ」の最終回は思わず笑みがこぼれました。

多分、今後もwebショートアニメは期待できますし、円盤も発売されます。
まだまだ、これからも発見が楽しみな「ケムリクサ」。
たつきを信じてよかったよ(w

コメント
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