Amazonから請求メールが来たとたん、貨物列車事故が起こっていた北海道から、ren.です。
やれやれ、こりゃ、また到着が遅れるな。
さて、昨夜はオーストリアGPでした。
そういえば、数年前に大使館が「オーストラリアと見間違えるから"オーストリー"と表記してくれ」という話がありましたが、結局定着しなかったねぇ。
A1リンクはレッドブルリンクへと名前を変えりましたが、コンパクトながらスリリングなレイアウトは変わっていません。
レース前のオーストリア国歌は、かっこよすぎて「あれ?こんな曲だっけ」と思いましたね。
▼ オーストリア国歌『Land der Berge, Land am Strome』
去年、いいだけ聞いたというのに(w
予選ではなんとマッサがPP、ボッタスがFRと、ウィリアムズ1-2という結果に。
もちろん私も浮かれました……が、大きな期待を持ってはいけないと、ウィリアムズファンの本能が警句を発します。
そして決勝で、その懸念は確実なものとなりました。
いや、ぶっちゃけ良いレースだったと思いますよ。
最終的にボッタスは初の表彰台となる3位を獲得しましたし、マッサもピットストップまでは良い夢を見せてくれました(結果4位)。
結局は伝統たる遅いピット作業と、戦略の不手際、"マッサはマッサ"という印象ばかりが目立つことになってしまいましたが。
確かにせっかく優勝を狙えるマシンがあり、なのにここまで今一歩手が届かず、そのチャンスをようやくつかめたのですから、この時ばかりは攻めの姿勢が欲しいという欲望は仕方がありませんし、結果に対しての批判も当然かもしれません。
でも、あまりにここまでウィリアムズは長く低迷しすぎました。
そもそもすでに独走するロズベルグ・メルセデスをポイント的に追い上げるメリットに乏しい今シーズン、チームが確実に上位ポイントを取ることに方針を決めるのも当然ですよ。
実際、決勝前にも「メルセデスのことは考えない」という意味深な発言もありましたからね。
あと、スポンサーが成果報酬という噂もありますし(w
ウィリアムズファンは、大きな勝利よりも等身大の成果にまずは満足しなければいない時期なのです、たぶん。
ボッタスの記念写真でのチームの雰囲気は明るいですし。
▼ ウィリアムズ:バルテリ・ボッタスが初表彰台 (F1オーストリアGP) (F1 Gate)
そんなわけで、優勝は結局またロズベルグ。
驚きだったのは、9番グリッドスタートからの怒涛の追い上げでハミルトンが2位。
ついでに言えば、前回の件で5グリッドダウンペナルティのため16番グリッドスタートだったペレスが6位入賞。
この2人は後方から追い上げるのが得意なレーサーですよね。
逆にロズベルグなんかは先行逃げ切り型といえるのでしょうか。
しかし、12番グリッドスタートのベッテルは、今回も見せ場もなくマシントラブルでリタイヤ。
一応エンジンのマイレージを残す選択だったようですが、それが次回につながるかどうか。
リカルドも5to8とかろうじての入賞で、ホームGP初戦は味気ないものとなってしまいましたね。
可夢偉はタイヤ戦略の途中変更で1ストップとなり、苦しみながらも後方でマルシャと追いつ追われつ。
ファイナルラップにチルトンを抜いて16位となったものの、ビアンキには届かず。
可夢偉は戦略への不満を口にしていますが、しっかりとエリクソンも完走しましたし、走りきれるからこその悔しさですよね。
面白い事件としては、ザウバーでの椿事。
なんと、ピットからのグティエレスのストップ指示が、スーティルに無線されてしまい、戸惑っているうちにタイムを落とすという、本人達にしてみればとんでもない話。
その他の結果はこちらで。
次戦はイギリスGP。
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