2011F1 ベルギーGP

2011年08月29日 20時04分40秒 | └F1

となりの駐車場で草刈が行われたren.です。
しかし、刈った草はまとめただけで、持っていかなかったぞ、あの業者。
風向き的に、うちの前に溜まること確実。
ガッデム。

あと、草刈の所為なのか、夜になって昨日までしていたコオロギの声が消えた。
嫌な想像しちゃう(w

 

さて、昨日はベルギーGP決勝が行われました。
予選までは所謂スパ・ウェザーで、コロコロと天気が変わる難しい状況でしたが、決勝はフルドライ。
それだけに、ドライタイヤのデータが足りずに、各チームが苦労している姿が見られました。
特にブリスター問題は、テレビを観ている私達にもわかりやすいほどでしたね。

 

さて、まず特筆すべきは、やはり12周目のハミルトンと可夢偉の接触でしょう。
4位争いをしていた二人でしたが、コーナーでハミルトンが外側にいた可夢偉に気づかず、タイヤ同士をヒット。
弾かれたハミルトンがバリアにヒットしてリタイヤ。
その衝撃は大きく、ハミルトンは一時的に意識を失ったほどだったようです。
事故後、ハミルトンは「可夢偉の前に出ていると思った」と話しており、可夢偉が座席からは確認出来ない位置にいたことがわかります。

こうした事故は、今年たびたび起きているような気がします。
確かにマシンは安全になり、少々の事故でもドライバーを守られるようになっています。
しかしその反面、HANSや衝撃バッドによって首周りが固定され、特に側面の視認性が悪くなっていることは否めませんよね。
今後、この点は改良が必要なんじゃないかしら。

幸い可夢偉には大きな損傷はなく、12位フィニッシュ。

 

次に、今回でデビュー20周年を迎えたミハエル・シューマッハ。
今回はメモリアルレースとして、特別仕様の金色ヘルメットで、"車載カメラだとロズベルグと区別がつきにくい"と、大変好評でした(w
 ▼ ミハエル・シューマッハ、F1ベルギーGP特別ヘルメット (F1 Gate)

しかし、予選ではタイヤが固定ミスで外れてしまうというトラブルで、最後尾スタートに。
なんとも運の無いメモリアルレース……と思いきや、タイや選択もうまくまわり、あれよあれよと上位に。
スタートではトップを争い、快調に5番手を走っていたロズベルグにも追いつきます。
チームからもロズベルグには「残量が危ないのでガソリンを節約して走れ」と指示が飛びましたが、ぶっちゃけたところ、あれはミハエルに花を持たせようとする考えも含まれたチームオーダーじゃないかしらねぇ。

そんなこんなでミハエルはめでたく5位フィニッシュ。
ロズベルグは複雑な気持ちの6位でしょうか。
予選でまともに走っていたら、どんな順位だっただろうか。

ここ最近は、川井ちゃんからも「もう、衰えている」と言われがちだったミハエルですが、やっぱり皇帝の威厳は損なっていなかった。
次の「FGPニュース」では、大林さんは上機嫌だろうな(w

 

我らがウィリアムズ。
マルドナドが予選でのハミルトンとの接触(またハミかw)によって5グリッド降格されたものの、10位フィニッシュで初ポイントゲット。
バリチェロは今回も玄人好みな走り(こすっからい意地悪な走りともいうw)を見せたものの、16位に沈みました。

どうも、バリチェロには今年はいい風が吹かないね。
私は応援しているぞ!もう一花咲かせてくれ!まだまだイケるさ!
だからって、TEN○Aでばっかり遊んでいるんじゃないぞ!(を

 

結局、ポール・トゥ・ウィンでヴェッテルが、ポイント独走中とはいえ4戦ぶりの優勝。
タイヤに苦しめられてはいましたが、危なげ無いレースでした。
2位にはウェバー。
スタートで大きく出遅れましたが、こちらはそうした各チームのタイヤ交換にも助けられた感じ。
3位には13番手スタートだったバトンが躍進。
スタートの混乱で接触され、リアウィングが鉤裂きになった状態で走り続けた結果ですから、驚嘆します。

その他の結果はこちらで。

 

次回は2週間後。
いよいよヨーロッパラウンドもオーラス、イタリア・モンツァGP。
なんだか今年も、はやく感じるなぁ。

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