アステロイド・マイナーズ 1巻

2010年02月18日 19時26分06秒 | ▼マンガ・本
藤田まことさんの死去にショックを覚えるren.です。
 ▼ 関西ドラマの顔、半世紀…藤田まことさん (読売新聞)
ニュースで観た白木みのるさんの老けっぷりにも驚いた(w
「てなもんや三度笠」はさすがに世代ではありませんが、「必殺」シリーズは私のバイブルのひとつ。
謹んで哀悼の意を表します。

さて、昨日でかけたときに、こちらを買ってきました。

 ● 「アステロイド・マイナーズ 1巻」 あさりよしとお/リュウコミックス
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/95/0c09304f2e2c810aad045e60f0926303.jpg
宇宙作家クラブ会員のあさりさんらしい、硬派でリアルなSF。
それでいてあさり節も健在。
発売日が延期されたのは、書下ろし70P分の所為なのかしら。

収録順と時系列はばらばらですが、太陽系火星の外側にあるD型小惑星が舞台。
「まんがサイエンス」のような説明漫画パートも交え、シリアスにシニカルにコミカルに話は進みます。

時系列順でいくと、Mission02では、移住可能な小惑星の探査。
衛星軌道上の宇宙ステーションでの惑星探査プロジェクトに絡み、人工衛星の基本が学べます。
Mission01では、小惑星での居住区の開拓。
ただ一人"島流し"状態にされた開拓員の、精神的にも肉体的にも極限の生活。
そしてMission03では、将来的な居住区での生活。
閉塞空間である居住区で生まれ死ぬ人々と、リサイクルの関係が、少年の視点で描かれます。

そこは星々へのも憧れも、胸躍る冒険もかすむ、死の臭いと隣り合わせの世界。
何せ始まって1ページ目から───

 "宇宙 それは人類最後のフロンティア
  そこには無限の夢と希望が待ち受けているに違いない"

 「こんなはずじゃな────い!!

───ですからね(w

しかし、宇宙戦争や銀河冒険に比べれば、どれも今の時代からつながるであろう現実的な未来。
我々の後の人類が地球を離れて生活する姿には、夢や希望を感じます。

ところで表紙の話。
収録されているエピソードの登場人物が描かれいてるのですが……
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/de/e951192dd7e32d532be1ee912167a0b3.jpg
この子は、髪型からするとMission3のタカシくん……なの?
作中に比べるとまるで女のこのようなんだけれど。
いや、かわいいけどさ(w
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2 コメント

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わしもかったよー (KATO軍曹)
2010-02-18 22:34:41
いやー発売延期されて焦ったわ。

無事に買えて良かった。

ほんに面白いわ。
SF大会に行くと結構聞ける話なんだよね。

今年は行きたいなぁ。
返信する
Unknown (ren.)
2010-02-18 22:54:19
私なんかAmazonに2回も蹴られたんだぞ(w
街で見つけたときもラス1だった。
まあ、いい作品だし、売れてるんだったらうれしいな。

SF大会は魅力的なれど、津軽海峡と財布の底は深い(w
返信する

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