「燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘」
原題:打擂台/GALLANTS
2010年 香港 96分
■監督:
郭子健(デレク・クォック)
鄭思傑(クレメント・チェン)
■出演:
梁小龍(ブルース・リャン)
陳觀泰(チェン・カンタイ)
陳惠敏(チャーリー・チャン)
秦迪羅賓(テディー・ロビン)
羅奔(ロー・マン)
邵音音(スーザン・ショウ)
●あらすじ
アンディ・ラウとラム・カートンが製作陣に名を連ね、
ブルース・リャン、チェン・カンタイら70年代カンフー映画を彩ったスターたちを起用して、
往年のカンフー映画への愛を前面に撮り上げたアクション・ムービー。
香港のアカデミー賞にあたる香港電影金像奨でみごと作品賞を含む4部門を受賞。
監督は香港期待の若手コンビ、デレク・クォックとクレメント・チェン。
不動産会社に勤めるチョンは、仕事で訪れたへんぴな村で、2人の武術家ソンとセンと出会う。
彼らが喫茶店を営むかつての武術道場では、彼らの師匠ローが30年間も眠り続けていた。
しかし、そのローが突然目を覚まし、チョンを自分の弟子と勘違いして猛特訓を始めてしまうのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
オープニングから正に70年台功夫映画な作り。
音楽はまんま「ドラゴン怒りの鉄拳」だし。
話的にも梁小龍や陳觀泰が師父役ではなく、若い弟子のように扱われているのが面白かった。
特訓シーンあり、強敵との闘いありと、内容は正にあの頃の功夫映画。
最初にちらっと本人の写真も登場するけど、ラストバトルで一回やられかけた梁小龍が
見事立ち直ってステップを踏むのなんて「ドラゴンへの道」と、ブルース・リー愛に溢れまくり!
梁小龍が李小龍の真似をするのも見所だが、陳觀泰がスクリーンで功夫シーンを演じているのも高ポイント。
羅奔との対決シーンなんて、往年のファンからすれば感激もの。
とにかく70年代功夫映画好きなら、観ても全く損はないだろう。