「007/ムーンレイカー」
原題:MOONRAKER
1979年 英 126分
■監督:
ルイス・ギルバート
■出演:
ロジャー・ムーア
ロイス・チャイルズ
ミシェル・ロンズデール
コリンヌ・クレリー
リチャード・キール
●あらすじ
イギリスへ輸送中の、アメリカのスペース・シャトル、ムーンレイカーが何者かによって奪われた。
事件の調査に乗り出したボンドは、背後に、人類抹殺を計画する組織があることを突き止める……。
前作でも登場した、鋼鉄の歯を持つ殺し屋ジョーズが不死身の大活躍をみせる。
主題歌シャーリー・バッシー。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
なんだか不思議な印象が残った作品。
ロジャー・ムーア版007で一番ヒットしたらしい。
確かにアクション・シーンでは、印象的なシーンが多かった気がする。
でも音楽で盛り上げていないせいか、どれも散漫と言うか単発なアクションがただ繋がっただけな感じだった。
全体の雰囲気もなんだか大人びているような感じで、ムーア版初期のはちゃめちゃさは影を薄くしたかな。
音楽と言えば劇中「未知との遭遇」の有名なアノ音楽とか
「荒野の七人」のメインテーマが使われたりと、おおっと思わせたりもするが
再登場したリチャード・キールの扱い等も含めてイマイチだったかなあ。