「ブローン・アウェイ/復讐の序曲」
原題:BLOWN AWAY
1994年 米 122分
■監督:
スティーヴン・ホプキンス
■出演:
ジェフ・ブリッジス
トミー・リー・ジョーンズ
●あらすじ
ボストン警察の爆発物処理部隊員のダヴは、恋人のケイトとの結婚を機に引退し、教官職についた。
しかしある日、彼の住む町で爆破事件が起こり、かつての仲間の隊員が命を落とす事態が発生する。
犯人は、アイルランドの刑務所から脱獄したテロリストのギャリティ。
実は昔、彼とダヴは北アイルランド闘争の同志として共にテロ活動をしていた仲だった。
しかしある時に起きた不慮の事故でギャリティの妹が死に、ギャリティも逮捕されてしまったことから、
それを恨みに思い続けてきたギャリティが復讐心から爆破事件を起こしていたのだった。
ギャリティの真意を知ったダヴは、家族を避難させ、彼に立ち向かう決意をするが…。
★感想など
監督のスティーヴン・ホプキンスは、実は知った名前だ。
「エルム街の悪夢5」や「プレデター2」の監督だからね。
本作もそんな彼の映像美みたいなものが感じられる。
ジェフ・ブリッジスのキャラは、「リーサル・ウエポン1」の時のメル・ギブソンぽかった。
主人公が中年で、恋人が子持ちと言うのもちょっと新鮮。
敵役のトミー・リー・ジョーンズも、割とイカレタ奴で、ユーモア好きな不思議な悪役。
結構頑張っていたのではないだろうか。
コーヒーのCMの彼も好きだが。
ストーリー自体は割りと平坦な印象だが、トミー・リー・ジョーンズが仕掛ける爆弾の仕掛けが
視覚的なセンスがあり、それ程飽きる事もない。
全体的に小粒な作品ながら、結構いいのではないだろうか。
木曜洋画劇場辺りで鑑賞すれば、以外に面白かったなとか思える辺りではないだろうか。
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