レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

BE-BOP-HIGHSCHOOL

2008年10月23日 22時42分44秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「BE-BOP-HIGHSCHOOL」
1994年 日本 93分
■監督:
 きうちかずひろ
■出演:
 岸本祐二
 庄司哲郎

●あらすじ
6作の劇場版シリーズが作られた学園アクションが原作者・きうちかずひろのメガホンによりリニューアル。
不良高校生のヒロシとトオルは、美人女子高生のミユキを巡って立花商業のミノルと敵対。
この争いが飛び火して、抗争は思いも寄らぬ方向へ…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前回の「ワルボロ」を観た直後の感想。
思っていたよりは面白かった、と言うよりは、期待してたよりは面白かったという所。
だが、もちっとバイオレンスな感じでもいいかなと思った。
そこで本作。
仲村トオル・清水宏次朗コンビの映画6作は、何回も観ている。
その後に作られ、劇場公開までされた本作。
今まで観た事は無かったが、噂では前6作よりもバイオレンス度を強めたとの事。
そこで、「ワルボロ」よりも喧嘩シーンを期待したのだが、これがビックリ!
バイオレンスのみで構成されている!
前シリーズでは、コメディ要素が半分以上を占めていたとも言えるが、
実はビー・バップシリーズは、そこが面白かったんだなあと実感した。
いや、バイオレンスのみがつまらないんじゃなく、話自体がつまらない。
キャラ設定が全員弱いし、ストーリーの組み立ても良くない。
そしてどこにもカタルシスを感じない。
そして何より最悪なのが
ヒロシとトオルがどっちか全然判らん!
しかもこの二人、演技下手だし。
この後、Vシネとしてこのシリーズ12作も作られたらしいが、この出来じゃあ観る気しないなあ。
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ワルボロ

2008年10月21日 23時22分34秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「ワルボロ」
2007年 日本 109分
■監督:
 隅田靖
■出演:
 松田翔太
 新垣結衣
 仲村トオル
 戸田恵子

●あらすじ
ゲッツ板谷の半自伝的小説をTV「花より男子」の松田翔太と「恋するマドリ」の新垣結衣主演で映画化した“ワルくてボロい”青春グラフィティ。
80年代の立川市を舞台に、突然不良に目覚めた中学生の喧嘩に明け暮れる日々と、淡い恋の行方をエネルギッシュに描く。
不良な中学生が闊歩するこの街で、中学3年生のコーちゃんは勉強一筋。
ところがある日、授業中に絡んできた幼なじみのヤッコにブチギレしてしまう。
この時、妙な開放感と高揚感を感じてしまったコーちゃんは、突如不良に宗旨替え。
憧れの女子、山田の冷たい視線は気になるが、他校の生徒との喧嘩三昧の刺激的な毎日が幕を開けた…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
CMかなんかで見た時に、懐かしいなあと思った作品。
いわゆるビーバップを思い出す。
まさにビーバップの頃が舞台となっているので、アイテム類などもまさにな感じ。
だが全体の作りは違っていて、そこが現在こういった映画を作るとこうなるのかなあって感じで残念。
主役の松田翔太は中々良かったが、相手役の新垣結衣のキャラが全然可愛くない女だった。
ポッキーのCMの時とかは可愛かったんだから、もうちょっとキャラ考えろよ。
むしろ、ちらっとだけ登場した高部あいとかいう女の子の方が可愛かった。
なんか80年代アイドル風な感じが、非常に良かった!
今後も注目したい子だ。
あと、注目はやはり仲村トオル。
かつてビーバップで鳴らした彼が、若い世代の為にヤクザ役を楽しそうに怪演してる様は
観ているこちらも嬉しくなってしまった。
また戸田恵子のお母さんも、良いキャラだった。
全体的には、中々好感の持てる作品なのではないだろうか?
だが一言だけ突っ込んでおかねばなるまい。
お前らどう見ても中学生には見えんだろう!
いくら原作がそうとは言え、これなら高校生とかに設定変えた方が自然だろうよ。
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ウェス・クレイヴン's カースド

2008年10月19日 14時08分32秒 | ホラー

「ウェス・クレイヴン's カースド」
原題:CURSED
2005年 米 97分
■監督:
 ウェス・クレイヴン
■出演:
 クリスティナ・リッチ
 ジョシュア・ジャクソン

●あらすじ
「エルム街の悪夢」「スクリーム」のウェス・クレイヴン監督が贈るティーンズ・ホラー・サスペンス。
謎の獣の呪いにかかった姉弟が制御不能のパワーに翻弄されながら呪いを解くために苦闘する。
満月の夜。ロサンゼルスのTV局に勤めるエリーとその弟ジミーはマルホランド・ドライブを車で走行中、
突然何かがフロントガラスに衝突し、はずみで対向車に激突してしまう。
その後、エリーとジミーは何者かに襲われ、対向車の女性は惨殺死体となって発見される。
この夜を境に、姉弟は自分たちの身体を不思議な能力に支配され始める…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
完全にスタッフで観た作品。
監督=ウェス・クレイヴン、脚本=ケヴィン・ウィリアムソン。
大ヒット・ホラー「スクリーム」シリーズのコンビだ。
それだけに期待して観たが、平凡なホラー映画で残念だった。
クレイヴンらしさも特に感じず、今時代これを作る必要があるのか?
ただウェス・クレイヴンは現代の寓話を作りたいというのを、聞いた気がする。
とすると、これは現代の狼男か?
どっちにしても、これでは納得出来ん。
もっとクレイヴンらしい、アクの強さが欲しかった。
ちなみにケヴィン・ウィリアムソンが書く脚本って、そんなに面白いかね?
私にはちっともそう思えないんだが。
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HERO 英雄

2008年10月18日 21時14分44秒 | 功夫/空手/武侠片

「HERO 英雄」
原題:英雄 HERO
2000年 香港/中国 99分
■監督:
 張芸謀(チャン・イーモウ)
■出演:
 李連杰(ジェット・リー)
 甄子丹(ドニー・イェン)
 梁朝偉(トニー・レオン)
 張曼玉(マギー・チャン)
 章子怡(チャン・ツィイー)

●あらすじ
紀元前200年、戦乱の世の中国。
ある日、のちに始皇帝と呼ばれることになる秦王のもとに、無名と名乗る一人の男が拝謁する。
彼は、最強と恐れられた趙国3人の刺客たちの名がそれぞれ刻まれた一本の槍と二本の剣を携えていた。
無名は、十歩の距離まで近づけば如何なる相手も一撃で仕留める剣術“十歩必殺”を極めヽ人の刺客を討ち倒したという。
暗殺者たちから身を守るため百歩以内に誰も近づけようとしない秦王だったが、
無名の功績を認め特別に十歩の距離まで近づくことを許し、早速3人の刺客たちを討ち取った経緯を語るよう促すのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前回の「グリーン・デスティニー」と同様、賞賛されている作品。
こちらの方が面白いとは思うが、私のようなボンクラにはあわんかった。
なんたって、ジェット VS ドニーを目当てに観たくらいだから。
途中くらいまでは結構面白かったが、
マギー・チャンとトニー・レオンのくだりくらいからつまんなくなった。
似たような事を何度も繰り返し見せやがって、って感じ。
だがマギー・チャンは流石の貫禄だった。
チャン・ツィイーも、今回は中々良かった。

賛否両論あるラストの、無名の選択については考えさせられる所。
私ならあの選択は選ばないかな?
とまあ、観た人によって感想は違うだろう。
ちなみに話題になった、十万本だか百万本だかの矢の映像は面白かった。
ああいうケレン味たっぷりの映像は大好きですな!
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グリーン・デスティニー

2008年10月17日 22時11分59秒 | 功夫/空手/武侠片

「グリーン・デスティニー」
原題:臥虎蔵龍 CROUCHING TIGER, HIDDEN DRAGON
2000年 米/香港/中国/台湾 120分
■監督:
 李安(アン・リー)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 楊紫瓊(ミシェル・ヨー)
 章子怡(チャン・ツィイー)
 鄭佩佩(チェン・ペイペイ)

●あらすじ
中国全土にその名を知られる剣の名手リー・ムーバイ。
彼は女弟子のユー・シューリンに伝説の名剣“グリーン・デスティニー”を北京のティエ氏に届けるよう頼む。
ユーは届け先のティエ氏の屋敷で隣に住む貴族の娘イェンと出会う。
イェンは剣士になるのが夢だったが、家の都合で嫁ぐことが決まっているという。
二人は打ち解け合うが、その夜“グリーン・デスティニー”が何者かに盗まれてしまう。
ユーはイェンを疑うのだったが……。
特撮を駆使して達人たちの激闘を描くアクション大作。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
結構大絶賛されている作品。
しかし私の感想はイマイチだった。
なんかワイヤーでの飛び方が変な感じだったし、そもそもアクション畑の人が
ミシェール・ヨーくらいしかいないし。
だがチョウ・ユンファの剣戟シーンが見れるのは貴重。
チャン・ツィイーがアクション頑張ってるように評価されてるが、
やっぱり本物と比べるとアクションに腰が入っておらず、今時な感じだ。
あとストーリーの進みが遅いのが、どうにも駄目だった。
本作のストーリーって、多分30分も掛からないくらい。
途中のチャン・ツィイーの恋愛話なんて、完全な寄り道としか思えん。
だが、師弟コンビ二人の演技は流石の貫禄。
と言った訳で、まさに観た人によって感想は千差万別な作品。
貴方の感想はどっち?
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