「BE-BOP-HIGHSCHOOL」
1994年 日本 93分
■監督:
きうちかずひろ
■出演:
岸本祐二
庄司哲郎
●あらすじ
6作の劇場版シリーズが作られた学園アクションが原作者・きうちかずひろのメガホンによりリニューアル。
不良高校生のヒロシとトオルは、美人女子高生のミユキを巡って立花商業のミノルと敵対。
この争いが飛び火して、抗争は思いも寄らぬ方向へ…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
前回の「ワルボロ」を観た直後の感想。
思っていたよりは面白かった、と言うよりは、期待してたよりは面白かったという所。
だが、もちっとバイオレンスな感じでもいいかなと思った。
そこで本作。
仲村トオル・清水宏次朗コンビの映画6作は、何回も観ている。
その後に作られ、劇場公開までされた本作。
今まで観た事は無かったが、噂では前6作よりもバイオレンス度を強めたとの事。
そこで、「ワルボロ」よりも喧嘩シーンを期待したのだが、これがビックリ!
バイオレンスのみで構成されている!
前シリーズでは、コメディ要素が半分以上を占めていたとも言えるが、
実はビー・バップシリーズは、そこが面白かったんだなあと実感した。
いや、バイオレンスのみがつまらないんじゃなく、話自体がつまらない。
キャラ設定が全員弱いし、ストーリーの組み立ても良くない。
そしてどこにもカタルシスを感じない。
そして何より最悪なのが
ヒロシとトオルがどっちか全然判らん!
しかもこの二人、演技下手だし。
この後、Vシネとしてこのシリーズ12作も作られたらしいが、この出来じゃあ観る気しないなあ。