レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

柔道龍虎房

2008年10月04日 20時57分56秒 | アクション

「柔道龍虎房」
原題:柔道龍虎榜 THROW DOWN
2004年 香港 95分

●あらすじ
黒澤明監督の映画版でも有名な富田常雄原作の『姿三四郎』をモチーフに、香港の鬼才ジョニー・トー監督が描く異色の青春アクション。
香港裏社会を舞台に、柔道に命を懸ける2人の男と歌手を夢みるヒロインが繰り広げる熱き生き様を疾走感いっぱいに描ききる。
かつて柔道の世界で最強を誇ったシト・ポウは、数年前に突然引退し、いまでは酒場のしがない雇われマスター兼バンドマンになっていた。
すっかり酒に溺れて、自堕落な日々を送るシト・ポウの前に、ある日トニーと名乗る若者が現われて柔道の勝負を申し込んできた…。
(TSUTAYA DISCASより)

■感想など
またも杜峰(ジョニー・トー)監督作品。
黒澤明監督の『姿三四郎』にインスパイアされて作ったらしいが、どこがそうなのかさっぱり解らんかった。
常に「俺が三四郎、お前が檜垣」とか言ってるヤツくらいか?
こいつが何回かテレビ版姿三四郎の主題歌を、唐突に歌いだすシーンが多い。
あとラストの戦いに草むらを使ってるくらいか?
なんか流しながら観てたせいかも知れんが、シト・ポウとトニーの二人のキャラ設定が不明だった。
特にシト・ポウの方。
過去に師匠と何があったのかとか描かれてたっけ?
まあその辺を良しとしても、この映画の題材となっている柔道。
これが別に柔道じゃなくていいんじゃないの? っていう所が問題。
まともな柔道技もほとんど登場しないし、ちゃんとした試合もしないし。
これを観る限りでは、この監督柔道の事全然知らんなって感じだった。
柔道及び柔道家をなめんなよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルタイム・キラー

2008年10月04日 19時44分10秒 | アクション

「フルタイム・キラー」
原題:全職殺手 Fulltime Killer
2001年 香港 101分

●あらすじ
アジアNo.1の殺し屋“O”(反町隆史)の座を狙う新人、トク(アンディ・ラウ)はわざと派手な殺しでOを挑発する。
刑事のリー(サイモン・ヤム)はついにOの隠れ家を突き止めるが、逃げられてしまう。
(YAHOO映画より)

■感想など
杜峰(ジョニー・トー)監督作だから観てみた一本。
映画全体の雰囲気は良いのだが、それだけという感じだった。
その元凶はずばり、主演の反町隆史の演技のヒドさにある!
まずアジア一の殺し屋という設定なのに、日本語しか喋れないってどういう事だよ!
そのせいか反町と話す人が全員日本語を喋ってくれるのだ。
そこまでしてもらっているのに、反町本人がぼそぼそ喋っていて何言ってるのか解らんし。
最悪。
それに引き換え、劉徳華(アンディ・ラウ)は流石だった。
この人は本当に演技力があるんだなあと実感。
しかもキャラクターも良かった。
派手好き・映画好きな殺し屋というのも面白かった。
冒頭の手榴弾による殺し方なんて、最高だと思った!

とは言え、これが面白いかといえば別もんで微妙な出来だった。
アンディ・ラウの変な日本語だけではレレレには書けんなという事で。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする