レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ブラザーズ・グリム

2008年10月16日 22時11分58秒 | SF/ファンタジー

「ブラザーズ・グリム」
原題:The Brothers Grimm
2005年 米 118分
■監督:
 テリー・ギリアム
■出演:
 マット・デイモン
 ヒース・レジャー
 モニカ・ベルッチ
 
●あらすじ
奇才テリー・ギリアム監督がグリム童話誕生秘話をイマジネーション豊かに描き出したダーク・ファンタジー・コメディ。
地方の村々を巡り民間伝承を蒐集するかたわら、魔物退治と偽り村人から多額の報酬を得ていたペテン師まがいのグリム兄弟が、
ある時本物の魔女と対決するハメになるさまを、童話のエッセンスを散りばめつつファンタジックに綴る。
19世紀のドイツ。兄ウィルと弟ジェイコブのグリム兄弟。
ある時、イカサマがバレて将軍ドゥラトンブに捕まった彼らは、
ちょうどその頃とある村で起きていた少女連続失踪事件の解明を命じられるのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
奇才テリー・ギリアム監督作品。
大いに期待して観たが、期待外れな感じだった。
CMでサンドマンみたいなクリーチャーが登場するのを見てたせいか
どこか奇妙なクリーチャーが沢山登場して大暴れする映画かと思ってたら
全然そんな事なくて、そこにガッカリした感じ。
そういったダーク・ファンタジーを期待してたんだけどね。
ストーリーも、もうちょっと捻りが欲しい所。
グリム兄弟のペテン師ぶりから、本物のヒーローに変わって行く様を、もっとしっかり描いていればなあって感じ。
でもヒース・レジャーは良かった。
本当に惜しい才能だ。
ですが、兄貴がマット・デイモンだと言う事は、今日これを書くまで全く気付きませんでした。
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昆虫大戦争

2008年10月13日 20時39分28秒 | 特撮

「昆虫大戦争」
1968年 日本 84分
■監督:
 二本松嘉瑞
■出演:
 園井啓介
 川津祐介
 新藤恵美

●あらすじ
米国の爆撃機が日本近海の島に不時着した。
搭載していた核爆弾を回収するため米軍の捜索隊が島に上陸、そこで彼らは、人間を襲う昆虫の群れに遭遇する……。
突然変異した昆虫の恐怖を描いたSFサスペンス。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
松竹の特撮映画。
殺人昆虫が登場するのが特撮かと思いきや、東西冷戦、核軍備競争といった重いテーマで迫る。
と言っても、コントみたいな演技の外人タレントやキャシー・ホーランのSM的趣味など
ツッコミどころも多数用意されている。
だが全体的にみるとテンポが悪くて90分無いのに長く感じてしまった。
しかし救いが全く無いラストは異色。
また本作の昆虫、強いです。
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地獄の黙示録 特別完全版

2008年10月13日 20時14分52秒 | 戦争

「地獄の黙示録 特別完全版」
原題:Apocalypse Now Redux
2001年 米 202分
■監督:
 フランシス・フォード・コッポラ
■出演:
 マーロン・ブランド
 マーティン・シーン
 ハリソン・フォード
 デニス・ホッパー

●あらすじ
ベトナム戦争が真っただ中のサイゴン。
アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉にある密命が下される。
それは、カンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、
カリスマ的な存在と化した危険人物カーツ大佐を暗殺せよ、というもの。
任務を全うすべく、ウィラード大尉は4人の部下とともに哨戒艇に乗り込み川をさかのぼる。
道中、極限状態に晒され続けた彼らは幾多の異常な世界を体験していく。
やがて彼らはついに、ジャングルの奥深く、カーツ大佐が潜伏する“王国”へと辿り着くのだったが……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
1979年の「地獄の黙示録」に、53分の追加シーンを足した特別版。
そのせいでひどく長い映画だ。
しかし、その面白さは絶品であり、正に歴史に残る作品と言えよう。
監督のコッポラは戦争の狂気をそのまま描こうとしたらしい。
またオリジナル版では、話が難解過ぎて解らんという評を良く聞いたが
この完全版を観る限りでは、全然そんな事なかった。
オリジナルを観ていないので解らんが、そっちはカットされたせいで整理されてなかったのかな?
一度オリジナルも観てみたい所です。

そう言えば主役のマーティン・シーン。
確かに顔全体は息子のチャーリー・シーンに似ているが、
目はエミリオ・エステベスの方が似てるかな?
まあどっちも彼の息子ですけどね。
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蛇娘と白髪魔

2008年10月12日 20時57分36秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「蛇娘と白髪魔」
1968年 日本 83分
■監督:
 湯浅憲明
■出演:
 松井八知栄
 高橋まゆみ 

●あらすじ
孤児院で暮らしていた小百合が南条家に引き取られた。
だがその家には、姿を隠しているもう一人の少女が居た。
やがて小百合は、不気味な白髪の女に命を狙われる……。
楳図かずお原作の怪奇マンガを映像化。
(YAHOO映画より)

★感想など
楳図かずおの様々な原作を基にした作品。
監督が「ガメラ」シリーズの湯浅憲明だけに、特撮シーン等が面白い。
特に大蛇が少女を襲うシーンの、蛇の目が光ってるシーン等は
バイラスを連想して最高!
全体的にはいい雰囲気だとは思う。
しかし主演の少女の演技はイケテなかった。
普通のシーンは凄くいいんだけど、恐怖に怯えるシーンとかが駄目だった。
まあ子供だからしょうがないのかもしれんが。
そういえば蛇少女が蛙の絵を見て食欲を抑えているシーン。
そういうの楳図かずおの漫画で読んだなあ。
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NYPD15分署

2008年10月12日 19時20分27秒 | 刑事/警察

「NYPD15分署」
原題:THE CORRUPTOR
1999年 米 110分
■監督:
 ジェームズ・フォーリー
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 マーク・ウォールバーグ
 
●あらすじ
「リプレイスメント・キラー」でハリウッド進出をしたチョウ・ユンファのハリウッド進出第2弾。
ニューヨーク・チャイナタウン。そこを仕切る巨大組織“トン”と新興勢力“ドラゴン”。
2つのマフィアの間ではげしい抗争が繰り広げられていた。
一方、ニューヨーク市警15分署のアジア犯罪取締班に白人の新人刑事ウォレスが配属された。
初め“白人など信用しない”と距離をおく同班の中国系のベテラン刑事チェンだったが、
やがて二人は互いを理解し、二人で巨大な悪に立ち向かう……。
(YAHOO映画より)

★感想など
チョウ・ユンファ目当てで観た作品だが、後からそうなんだと思い直した事がある。
それは白人刑事役のマーク・ウォールバーグ。
先週「ザ・シューター/極大射程」という傑作を観て、レレレで書くか、こっちで書くか悩んでるのだが
その傑作アクションの主演が、マーク・ウォールバーグだったのだ。
本作の時は流石にまだまだ若手な感じだったが、「ザ・シューター」の時は渋くて格好良かった。
という訳で後から思い返して、もう一度観たいですな。
いつの機会になるか判らんが。
ちなみに、ユンファの役柄が香港時代と違って新鮮でしたよ。
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