レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ファントマ/危機脱出

2013年08月14日 23時10分13秒 | ミステリー/犯罪

「ファントマ/危機脱出」
原題:FANTOMAS
1964年 仏 105分
■監督:
 アンドレ・ユヌベル
■出演:
 ルイ・ド・フュネス
 ジャン・マレー
 ミレーヌ・ドモンジョ
 ロベール・ダーバン
 アンリ・セール
 フランソワーズ・クリストフ

●あらすじ
フランスが生んだ悪のヒーロー・ファントマの暗躍を描いたシリーズ第1弾。
パリ警視庁のジューヴ警部は、TVを通じて怪盗・ファントマを必ず捕まえると宣言。
しかし、それを聞いた新聞記者のファンドールは、ファントマは架空の人物だという記事を書き…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ファントマは確かに怪盗と言う言葉がピッタリな悪党かも知れないし
荒唐無稽な描き方も含めて、フランス版怪人二十面相と言えなくもない。
しかし二十面相と違う点は人殺しも辞さない点と、フランス映画らしく全編がコメディ調で彩られているところ。
本作のコメディ部分は、ある意味コントかと思うくらい大袈裟だ。
音楽も盛り上げに一役買っておらず、全体的に冗長で退屈な部分も非常に多かったりする。
でもまあその辺は時代が時代だからと、大らかな気持ちで受け取るべきであろう。
主役の中年俳優たちも随分体を張ったスタントを見せてくれ、こちらを驚かせてくれるし。
まあシリーズは後二本あるので、この後の展開がどうなるか次第ですな。
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unknown アンノウン

2013年08月13日 22時19分39秒 | サスペンス

「unknown アンノウン」
原題:unknown
2006年 米 85分
■監督:
 サイモン・ブランド
■出演:
 ジェームズ・カヴィーゼル
 グレッグ・キニア
 ブリジット・モイナハン
 ジョー・パントリアーノ
 バリー・ペッパー

●あらすじ
閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。彼らは全員記憶を失っていた。
やがて、わずかな手がかりから彼らのうちの2人が誘拐された人質で、
残る3人が誘拐犯であることが明らかとなる。
しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かはわからないまま。
誰もが混乱する中、突如鳴り響く電話のベル。
それは誘拐犯のボスからで、日没までにはここへやって来るというものだった…。
過酷なシチュエーションで生き残りをかけた戦いを繰り広げる5人の男たちをスリリングに描く心理スリラー。
監督は長編デビューとなるサイモン・ブランド。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
う~ん、あらすじは物凄く面白いんだけどねえ。
脚本と演出が面白くなかったな。
これなら二人で話しが進む「SAW」の方が百倍は面白い。
もっと練らないとね。
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嵐を呼ぶプロ・ファイター

2013年08月12日 22時46分27秒 | 西部劇

「嵐を呼ぶプロ・ファイター」
原題:PERCHE UCCIDI ANCORA
1967年 伊/スペイン 90分
■監督:
 ホセ・アントニオ・デ・ラ・ローマ
■出演:
 アンソニー・ステファン
 ヒューゴ・ブランコ
 イヴリン・スチュワート
 ジョゼフ・カルボ
 スタンリー・ケント

●あらすじ
メキシコ人の悪徳牧場主ロペスに父を殺されたことを知ったスティーブンは、騎兵隊から脱走する。
ロペスは殺し屋グリンゴを雇い、子分を総動員してスティーブンを迎え撃つが、ダイナマイトで返り討ちに合う。
ロペスと仲間割れしたグリンゴは彼を殺して逃亡するが、追ってきたスティーブンに止どめを刺される。
イタリアでは売れっ子のマカロニ・俳優アンソニー・ステファンの代表作。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
確かに代表作として良く聞くタイトルだけど、内容は退屈の一言だったなあ。
ストーリーがどうにもならんし、音楽も終始鳴りっぱなしだが
全然映画を盛り上げることなく、只うるさいと感じるだけ。
登場人物は少ないが各キャラクターに深みはなく、ひたすら凡庸。
唯一の救いは街のセットが立派だったことくらいか。
それにしては街の人たちはさっぱり登場しなかったが。
でもまあTHE・マカロニって感じがする辺りは、アンソニー・ステファンだなあって感じですよ。
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少林拳対五遁忍術

2013年08月11日 22時04分52秒 | 功夫/空手/武侠片

「少林拳対五遁忍術」
原題:五遁忍術/FIVE ELEMENT NINJAS
1982年 香港 103分
■監督:
 張徹(チャン・チェ)
■出演:
 程天賜(チョン・ティエンシー)
 羅奔(ロー・マン)
 陳佩茜(チェン・ペイ・チィェン)
 龍天翔(ロン・ティェン・シャン)
 陳惠敏(チャーリー・チャン)

●あらすじ
少林寺と忍者集団の戦いを描くカンフーアクション。
袁と康の武術の二大流派の覇権争いで、康の助っ人として試合に出た日本の武士・桑田。
だが、負けを知った桑田の師で忍者の王・剣淵は、五遁忍術の忍者部隊を使い、袁一派をことごとく殺してしまう。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
五毒作品かと思っていたら、違っていたらしい。
主役の程天賜はてっきり五毒のあいつかと思って観ていたよ。
忍術の描き方が非常に良く研究している感じなうえに、超強敵に描かれている。
途中まで正直どうやったらこいつらに勝てるんだと思わせる程の、圧倒的な悪役描写。
大ボス役の陳惠敏も貫禄充分な上に、上半身に描かれた見事な刺青も披露してくれるサービスっぷり。
張徹のいつもの血みどろ描者も健在で、腸を出したまま闘うシーンとか壮絶だったなあ。
まあトータルとしてかなりの傑作!
功夫映画ファンなら迷わず観とけってことですよ!
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JIGSAW デス・トラップ

2013年08月09日 23時17分53秒 | ホラー

「JIGSAW デス・トラップ」
原題:COMPLEXX
2006年 オランダ 76分
■監督:
 ロバート・アーサー・ヤンセン
■出演:
 サンダー・フォッペル
 キルステン・ワルラート
 アルノ・ハゼンブルーク
 ヨランテ・ヴァン・カスベルヘン

●あらすじ
人気ソリッドスリラーシリーズ最新作。
オンラインゲームショーに参加するためにやって来たプロゲーマーのミルナやマイクたちは、
謎のプレイヤー“スコーピオン”が仕掛けた恐怖のリアリティ・ゲーム
“コンプレックス”に強制参加させられ…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
またもやビミョーな「JIGSAW」だなあ。
「SAW」では勿論なく、かと言って「CUBE」でもない。
ゲームが話の核のように思わせておいて、肝心要のゲームが全然生かされていないという。
登場人物たちが全員プロ・ゲーマーなのも、なんも生かされてないし。
ゲームの目的も勝者も論理性がなさ過ぎて泣けてくる。
トータルとしてかなり駄目だろうと言えるね。
ジャケットのトラップが出てくれば、それなりに盛り上がったろうに。
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