
昨日、私の家の直ぐ近くにある、さんさんギャラリー』を覗いてみました。
きれいな布の、刺繍か何か、兎に角きれいだったので、写真などにも撮って戻って来ました。
ここは、小さなギャラリーですが、次々にいろんな市民の方の展示がなされます。
芸術的な観賞眼などは持ち合わせてはいないのですが。
どちらかと言うと、
前衛的な、どういっていいのか解らぬ類は、あまり好きではありません。
昨日見た、モラはなかなかいいと思いました。
『パナマのカリブ海に浮かぶサンプラス諸島、この島々に住むクナ族の女性たちによってモラは作られます。』などと説明されると、それだけでいいなと思ってしまいます。

ちょっと、写真が小さいのですが、このように造られた民族衣装と言うのでしょうか、一つ一つ人の手でじっくりと作られたよさだと思いました。
ギャラリーでは、モラを展示されている方との会話が主だったのですが。
家に戻って、モラを検索してみると立派な資料が出てきました。
ほんとうに昨今の検索は何でも見つかりますね。
日本にもモラは浸透しているようでビックリしました。
昨日お会いした赤松さんももう18年もこれをおやりだとか。
検索で見つけた資料も非常に詳しくて、
手芸教室も全国的な展開です。
そして、出来上がった製品の通販もあります。
手作りだから結構、高い値がついていました。

それにしても、世の中には、世界にはいろいろなものがあるものです。
そして、人間の能力と言うのは、字のない世界でもこんなに美しい独自のものを生み出す力があるのです。
描かれているものが、自然の身近なものなのに、独特の雰囲気を醸し出して出しています。
遠く離れた国の文化を日本でもこのように受け止め、静かな広がりを見せているのは、どんな力なのでしょうか。
その一つに、ネットの世界があるのかも知れません。
こんな特徴のある商品も、昨今のネットはその販売を可能にしているのです。
そんなことを何となく、思っていた1日でした。