
選抜の32校が決まった。
夏と違って、春は秋の地区大会などの成績で決まる。
ちょっと間が空くし、秋の地域大会での優勝校など確定的なところは別にして、
当落線上の学校はひやひやものだろう。
兵庫県などは2校出たりすることもあるのだが、今年は報徳が近畿大会でPLにコールド負けして、それこそ決まるまではひやひやものだったに違いない。
今年は、そのPLや箕島、天理など昔の常連が顔を揃えたし、早稲田実業、慶応が揃って出場し早慶戦などと、現実に対戦するかどうかは別だが、話題には事欠かない。
しかし、『選抜』と断ってはいるが、どのように選考されるのか。
上のほうはともかく、最後のほうは、どうもすっきりとは行かないだろう。
スポーツの選考は、オリンピックでも常にあるのだが、本当は夏の大会のようにすっきりするほうがいい。
オリンピックのマラソン選手選考なども、時間差はあるしホントにその人でよかったのかどうか。
どうしても疑問は残ってしまう。
スポーツなのだから、はじめにルールを明らかにしてすっきりすることが必要だろう。
箱根駅伝などは選考方法はスッキリしているが、あの大会のために関西にいい選手が集まらないのではと思ったりもする。
歴史も伝統もそれぞれにあるのだが、時代とともに変わって行くことも必要だろう。
全然、範疇が違うかも知れぬが、ホンダが鈴鹿8耐のファクトリーの出場を取りやめた。
ホンダがいない8耐も、そろそろ中味を考える時期なのかも知れない。