太郎クンは、高嶺者が溜め込んだ預貯金を使えば景気は回復する、と考えた。
それで、親が生きてるうちに子に預貯金を贈与させ、住宅新築や新車の購入をさせればいい、と思い付いた。
やれやれ、何を考えてんだか......。
どうせ経団連会館の御手洗いに行って気付いた浅墓だろう。
高嶺者がカネを使わないのは老後が心配だからだ。
安心なら、アテにならない若いモンに贈与する前に自分で使う、って。
大体、相続税が発生するほどの資産を持ってる人は100人中4~5人とか。
アメリカのポチ、太郎クンはロンドン金融サミットで、途上国支援2兆円を表明する由。
ニッポンの傷は浅い、そうだ。
造っては壊し、造っては壊すことが多い途上国にだ。
太郎クンは外交が得意だそうだが、税金を差し上げて得意になってるだけ。
たまには自分のカネで大盤振る舞いをしろ。
これ、ニッポンの生前贈与かも。
前から書いてるが、国内旅行費や住宅改修改装工事費控除、
デジカメ・薄型TV・ケータイ・恋愛控除をすれば、少しは使ってもいい。
寄付金控除ももっと増やせ。
絵は中川学(サライ「老先案内人=備える」から)。