ポニョはもう耳蛸、食傷気味。既に観た感じ。
避暑はカンフー・パンダにした。
映画館は子どもたちが満杯で、わいわいがやがやと騒々しかった。
吹き替え版を観た。動きが激し過ぎて、どうもよく分からないが.....。
アヒルのラーメン屋のぐーたら息子のパンダ。
亀長老から町を護るカンフー戦士の代表に指名される。
町を護る戦士たちの指導者、狸(ハクビシン?)師匠には不服である。
狸師匠や女虎、猿、鶴親父、蛇、蟷螂など先輩カンフー5戦士たち。
肥満しドン臭さいぐーたらパンダを愚弄し、意地悪する。
しかしパンダは自分を指名した亀長老に励まされ、ヤル気を出す。
狸師匠も亀長老に説得され、食い物をご褒美にして、パンダに猛訓練を開始する。
狸師匠には以前、拾い、育てた白虎を後継者にするつもりでいた。
しかし白虎は性格が凶暴。乱暴狼藉の連続で牢獄に厳重に繋がれていた。
その白虎が猛烈な脱獄を敢行し、町に向かう。
豚や家鴨市民は町を脱出し避難する。
無人の町や山上楼閣で、パンダと白虎は、空を飛び建物を壊し地面にめり込む死闘。
結果、パンダが勝つ。
といった粗筋のようで、「信ずる」ことが必要である、とか、
教え導く方法は一人ひとり異なるとか、
哲学的かつ教育論的な思想を下敷きにしているらしい。
夫々の戦士には個性の違いも家庭の事情もあるが、激しい動きに目が回る。
筋なんかどうでもよくなっちゃった。
いいオトナが圧倒されてしまい、脱帽ですね。
満席の子どもたちも大喜びだった。
筋よりも物凄い荒業の連続に喜んでいたのではないだろうか。
ま、ともかくぐ~たらデブパンダが勝って、めでたしめでたし。
映画はアメリカ製で、中国人が観ればヘンなところが多いかもしれない。
だが風景、建築、町並み、室内、什器備品、衣装、漢字など全て完璧濃厚中華的スペクタル。
感心しました。
しかも極めて美しく、お見事!
相当本気で考証を重ねたのではないだろうか。
登場人物(?)は全員動物か昆虫で、このデフォルメがまた素晴らしい。
またBGMが流麗。しかも躍動的で、いやはや恐れ入りました。
パンダが家鴨の息子だなんてヘンな話。続編を期待したい。
しつこいポニョよりいいかもね。
ところで、今、この映画のHPを見たら、とても良く出来ている。
粗筋は上に書いた記憶とは少し違うようだし、日本語吹き替え版では見覚えの無い映像もある。
映画を観る前にHPを観ておいた方が映画を楽しめると思う。
まぁ、細かいことは言わずに、映画をお楽しみ下さいね▼
☆*@カンフー・パンダ@*☆
HPで間違いを発見!
修行した建物入口の扁額の漢字が裏返しです。
080807
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