由比ガ浜から北の八幡様まで、真っ直ぐ通じる道路が「若宮大路」である。
海岸から一の鳥居、下馬の辻、二の鳥居、三の鳥居、太鼓橋と一直線に並んでいる。
一昨昨日と今日は約束時間の合間を縫っての徘徊。駅前から八幡さままでしか歩けなかった。
若宮大路は随分綺麗になった。
ただ無様な鰻屋ビルや貼紙だらけの書店など、醜いビルが二の鳥居脇や駅前など肝心な場所を占めていて興醒めである。
市役所に「景観部」という部署があるのだから、乱立する看板や所構わぬ貼紙、段葛の悪趣味な提灯など、整理整頓しましょう。我儘な活動家の鼻息ばかりを気にしていないで、川越市を勉強してもっと充実して下さいね。他の街と違い、素材はごまんとあるのだから。
若宮大路の中央にある桜並木の歩道が「段葛」である。
ここも記憶より整備されていた。
ぼろぼろだった桜は復活し、躑躅の土塁も見事になった。
雨の日は不便だろうが、昔ながらの土の道とは嬉しい。こういうところは、巾着田の畦道をアスファルト舗装をしてしまったわが日高市は学ばなければ。
段葛に並行した裏町に「小町通り」がある。
ちまちま、ごたごたと観光客向けの商店や飲食店が並び、何時も賑わっている。
冷やかすには面白いけれど、大人がわざわざ買うものはありませんがね。
鎌倉は、別荘相場で物価が高い、と言われていた。
今は別荘なぞ無いはずだが、住民は見栄っ張り。で、代わりに観光地相場。見掛け倒しの食堂が矢鱈に高い。
八幡様まえの「一茶庵」で一番安いせいろ蕎麦が９４５円。美味いけれどこれではなかなかねぇ.......。
そこで駅前のイタリアン「サイゼリア」がお勧めです。
地中海風パエリア４９９円、パルマ風スパゲッティ３９９円はなかなかです。
お昼は節約して、お土産は「豊島屋」の「鳩サブレ」をどうぞ。
本当の鎌倉の良さは若宮大路や小町通りにはなく、住宅街の狭い路地にある。生垣の路地では原節子お婆さまに会えるかも。
あ、それから、お寺を各種ずらりと取り揃えた北鎌倉も。
▲セピア色の写真は１９５０年当時の段葛。岩波写真文庫より部分。
因みに、森男は鼻が大き過ぎる原節子さんはどうもです。
見栄っ張り住民の笑い話▼
筋入りの刺身を買う時、奥さまは、「うちの犬に上げるの、そうそうワサビ沢山付けてね」。
また、宝石店の店員によると、鎌倉夫人は疵物でも大きい石を欲しがる、とか。
某レストランの舶来ラベル瓶入りテーブルソースの中身は、ブルドッグソースです。
「車が異常に多い」と思います。
もっと奥まったところは違うんでしょうが
ビギナーだから知りません。
とってもいいところなんですけどね。
全く仰るとおり鎌倉は車が多過ぎますね。
戦前に市街地が出来上がってしまった上に、市民運動が盛んで、市が何をやろうとしても、おばば達の反対運動が起きるので、道路の拡幅が出来ないままなんです。
うっかり土木工事を始めると遺物・遺跡・遺骨が出て来る所為もありますし。
街は墓場の上にあるようなものです。
ただ、正月三が日だけは、市内は定期バスと市内に車庫があるタクシーしか走れませんので、街はガラガラになりますが、駅から八幡様のあたりは「人山の黒だかり」になります。
記事に書きましたが、観光スポットより谷間の住宅地に良さがありました。
それも今ではしっちゃかめっちゃかです。
去年から、子供が鎌倉の中学に通いだしてから
鎌倉へは、行く機会が増えたので、たまに駒田さんが
北鎌倉あたりの記事をだすと、とても興味深く読ませて戴いてるんですよ！
私も、鎌倉や小田原や東京の城下町であったところの路地裏を歩くのが好きなので、観光客として、きっと、しっちゃかめちゃかにしている一人なんでしょうね！
鎌倉のなかでも、なんだか覚園寺と杉本寺は心が引かれてしまうお寺なんですが、少し道は広いですが八幡さまから裏道を通って杉本寺へ行くルートも好きですし、また、帰りは竹寺からすぐ左の路地へ入って駅方面へ・・・森山良子の♪「ある日の午後」♪なんか、心の中で歌いながら歩くのも・・・なかなかです。（(笑)）
こんばんわ。
ヤボ用があり短時間ですが二日ばかり、鎌倉に行きました。
変わり過ぎた鎌倉は、本当は見たくない。
何もせず、反対ばかりで、言いたい放題、要求するばかりの住民は嫌い。
交通渋滞で身動きがとれず不便。
でも、気になる街ですね。
近々、今度は北鎌倉に行く予定です。