林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

席を譲られる時

2011-11-22 | 林住期

電車やバスに乗る時、帽子を目深に冠るようになった。
理由は、オシャレのためではなく、座席を譲られるのが嫌だから。

いや、本当は座りたいんですよ、とっても。
だから狸寝入りしてる若造が前にいると、蹴飛ばしたくなるほどニクイ。若造がへなちょこならば、だけれど。

要するに、じじいと見られて同情されるのが嫌なのだ。

座席を譲る時は、「次の駅で降りるので早く立とう」という演技をし、決して「どうぞ」などと言わないで欲しい。
さり気なく、さっさと出口付近に移動して頂きたい。

思秋期後期は本当に難しい年頃だと思ふ。
お願いします。

111122



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2 コメント

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色んな考えがありますよね。 (須藤京一。)
2011-11-22 22:17:02
高校生の頃に、大荷物を背負ったおばあさんに、
揺れるバスの席を譲った所、とてもぶっきらぼうに断られ、
席を立った手前座る訳にもいかず、
30分ほどつり革につかまって朝のラッシュを過ごしましたが、
終点でかのおばあさんが他の座席に座っているのを見つけて、
以降一年ほど人に席を譲る気持になれませんでしたねー。嫌な思い出です。苦笑。

譲られる側の気持ちも複雑なものがあると思います。

ただ、やっぱり人生の先輩をいたわる、
尊敬する気持ちは若い人には欠けているもので、
それは社会をあげて培っていかなくてはならないと思いますし、
実際、席に座った方が楽ですよね?( ^-^)b

『自分はよぼよぼの年寄りに思われた。』
と腹立たしく思うのではなく、
『おお、私を敬ってわざわざ席の既得権を譲ってくれたのか。』
と言う風に受け止め方を変えて頂けたらいいなって思います。(〃^ー^〃)

日本人はとても感情の表現をあらわすのがへたっぴーで、
本来なら、笑顔満面で、
『人生の大先輩を立ちっぱなしにするなんて、
申し訳ございません。
ぜひぜひ、こちらにお座りくださいませ♪』
と言う風なアプローチがあればいいのですが、
いかんせん、閉鎖的なお国柄、
無愛想な顔で
『どうぞ。』
辺りが精いっぱいなんですよー。笑

シルバーシートでタヌキ寝入りをしている若者の前では、
『お前が年取っても、
 わしは絶対に席を譲ってやらん!』
って強気で発言してやって下さい。笑
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いつか来た道 (森生)
2011-11-23 10:44:47
須藤京一。さま
ワ(=バ)カモノたちは 結局 じじぃの来た道を歩いているようです
ま お互いさま というか 因果応報というか

タヌキがじじぃになった時 森生は灰になって 空をさ迷っているでしょう
立ってる狸爺に とても強気の発言はできませんね
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