海洋博公園「沖縄国際洋蘭博覧会」ちらし
飯能中央公園の崖っぷちにある「郷土館」は素晴らしい。
さほど大きくはないけれど、大きな窓からは名栗川から飯能川原にかけて見渡せ、図書室は、酷寒酷暑の頃のお昼寝に最適だ。
ただ、ここの常設展示は実に詰まらない。どの町にもある、あれ、です。二度と行きたいものではない。嵐山町の県立「嵐山史跡の博物館」といい勝負である。
郷土館でも、これではリストラされちまう、と気付いたのかも知れない。
市民に対して、「自慢のコレクションを展示してみませんか」、と展示品を募集している。切手、化石、人形、消しゴムなど、広く紹介したい「逸品」を募集したいそうだ。
募集の目的は、
・市民に、より郷土館に親しんで貰う、
・郷土館の新しい利用方法の開拓、
・市民の間で埋もれている蒐集品を広く紹介する、ことである。
展示品の内容は「郷土館の展示に適するもの」として、広く解釈したい由。応募資格は、市内在住か在勤、所縁のある個人や団体と幅広い。
こういう試みは大歓迎である。
問題は展示希望案から、「有識者らでつくる館の協議会で検討し決定する」ことである。多分、「有識者」は「石頭か殆ど化石」の人々ではないか。いっそ、協議会委員ばかりでなく、展示や運営などの作業員も公募したら、崖っぷち「郷土館」が活性化するだろう。
6月17日から7月15日まで(予定)の「特別展」が楽しみだ。
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